2011年6月9日
新潟県 語彙力をつけよう
新潟の梅雨入りももうすぐでしょうか。(6/8現在)
気温も上がっていますので梅雨前に熱中症などにならないように気をつけましょう。
今回は語彙力についてです。
「語彙」←読めますか?「ごい」です。
言葉の集まりという意味ですが、色々な文章や記事などに使われている言葉達のことを指します。
東日本大地震発生以来、さまざまなニュースが飛び交っています。
生徒様のお宅へ訪問させていただいた時に小学生のお子様から「風評被害ってなに?」と質問を受けました。
漢字一つずつは理解できるとのことでした(優秀!)が、「風の評価って何だろう?」と疑問を持ったようです。
「存在しない原因や結果が噂として蔓延し、勘違いや思い違いをして行動してしまうことがあります。それによって原因とまったく関係のない人に起こる被害のことです。」
と伝えましたが、なんとなくわかったようなわからないような。
もう少し噛み砕いて伝えましたが、説明しながら、自分自身も最近のニュースの内容や記事の内容をきちんと理解できているのかと
不安になりました。
日本語を正しく理解しなければ本質を理解することはできません。
ニュースや記事に使われる単語や熟語は、文脈によって意味が異なることも多々あります。
国語で読解力をつけるためにも、語彙力を鍛えましょう。
まずはいろいろな言葉を知り、どういう風に使われているかを考えるところからです。
新聞を読む癖をつけたり、ニュースで分からない言葉が出てきたら調べるなど、簡単な習慣づけが大切です。
ぜひチャレンジしてみてください。