2014年2月16日
新潟県 来年度高校入試制度の改定について
今回は、来年度の高校入試制度の変更点についてご案内致します。
来年度受験を控えている中学2年生はもちろん、今後受験を控える中学1年生の方も必見です。
是非参考にして下さい。
【新潟県 来年度の高校入試制度改定について】
平成27年度公立高校入試から入試制度が変更されます。
主な変更点は、一般推薦選抜が廃止され、特色化選抜と一般選抜になる点です。
詳しくは、県の教育委員会のHPを参照して下さい。以下はその抜粋です。
■特色化選抜について
<実施校>
一部の学校、学科で実施。実施校は3月に新潟県教育委員会から発表されます。
<対象>
・スポーツ活動、文化活動、科学分野の活動等に秀でた実績がある生徒
・各高校の特色ある教育推進の中心的役割を果たすことが期待される生徒
<人数>
・学科の定員10%以内
<検査内容>
・個人面接(学校により別途必要な検査実施の場合あり)
■一般選抜について
<実施校>
全ての学校で実施
<検査内容>
・学力検査・・・全日制5教科、定時制3教科 (今までと変更無し)
・学校独自検査・・・学部、学科ごとに必要に応じて、面接・実技試験・筆答検査が実施されます。(変更点)
※学力検査が1日目、学校独自検査が2日目に実施されます。
<選抜について>
①学校独自検査を実施しない場合
・内申点を1000点満点に換算(A)
・学力検査の得点を1000点満点に換算(B)
AとBそれぞれにつき、各高校で定めた比重により総合得点を算出し、
調査書の記載内容と併せて合否判定。
②学校独自検査を実施する場合
・AとBそれぞれにつき、各高校で定めた比重により総合得点を算出(C)
・学校独自検査の結果(各学校、学部、学科ごとに最大500点満点で配点設定)(D)
CとDの総合得点及び調査書の記載事項と併せて合否判定。
<ポイント>
学校独自検査の筆答問題とは、作文のようなものと考えて差し支えありません。
今までは、作文は入試科目に入っていませんでしたが、他県では作文を課すことは一般的です。
作文が苦手な人にとっては、入試のハードルが上がったと言えます。
また、推薦入試が無くなることで、内申点が高い生徒も一般選抜に回ってくることになります。
そのため、学力検査の合格基準もこれまでと比べて高くなる可能性が大です。
来年度に受験を控えている中2の生徒さんは、早めに受験勉強に取り組む必要があります。
中1の生徒さんも、内申点がより重要になってきますので、普段の勉強をもっと頑張る必要があります。
早め早めの対策が合否を分けることになります。
勉強面に課題を抱えている人は、トライまで是非ご相談下さい。
現在トライは、キャンペーン期間中です。
たくさんのお問い合わせを頂いており、すでに対策に取り組んでいる人は多数いらっしゃいます。
この機会に一日でも早く対策を取りましょう。