教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは家庭教師のトライ埼玉校です。
この4月から新学習指導要領が始まります。
小学生は先行施行でしたがこの度中学生でも本格的に始まります
今回はこの中学生用の新学習指導要領についてみていきましょう。
 
まずは主な変更のポイントです。
大きなポイントは3点あります。
1.標準授業時間数の増加
2.学習項目の追加
3.“はどめ規定”の廃止
   
【1】標準授業時間数の増加
まず1点目の授業時間数の増加ですが、
中学校3年間での主要5教科の学習時間数が昨年度より360コマ増加します。
その代わり総合学習・選択教科の時間数が減少します。
これを1週間の授業コマ数に落とし込むと、各学年で週28コマ授業のところが週29コマに増加する計算になります。
特に中学3年生は増加量が大きく、5教科合計で週13.7コマ⇒19コマ(5.3コマ増加)します
年間にすると185コマ授業時間が増える事になります。
つまり、3年生の時に授業の詰め込みが一気に加速する為、中1・中2の授業で取りこぼしがあると、
その時点で対応が難しくなる可能性が非常に大きくなります。
毎日の家庭での学習習慣が重要な要素になるものと思われます
 
【2】学習項目の追加
2点目は学習項目の追加です。 
学習内容の増加は2002年度に高校へ移行された数学・理科の内容を中心に70~80%の内容が増加します。
ex)
中1…不等式・球の表面積や体積・図形の平行移動など
中3…解の公式・有理数と無理数・相似な図形の面積比と体積比など
 
【3】“はどめ規定”の廃止
3点目は“はどめ規定”の廃止です。
因みに“はどめ規定”とは、
旧学習指導要領にて“○○は(指導学年の範囲を超えるので)扱わない” “××は理解の範囲にとどめる”
といった学習基準を限定する文言が削除され、今まで規範とされてきた基準がひとつの最低基準とされ、
基準の設定が国から地方自治体・各学校へと委ねられるように変わります。
⇒この為住んでいる地域や学校によって学力の格差が今以上に広がる可能性が高いです
 
これらを踏まえると、
・(中学校に進学した時から)毎日勉強する習慣付けを行い、苦手な学習範囲を作らない生徒にすること。
・(北辰テストなど)模擬試験を定期的に受験して、生徒自身の成績や苦手な単元の認識をしっかりと行うこと。
 
この2点を踏まえて学習を続ければ学習指導要領が変わっても十分に対応できると思います。
指導要領が変わっても勉強の方法論の根幹は大きく変わることはありません。
しっかりと道筋を立てそれに向けて毎日努力し続ける事、これを実践できれば成績を伸ばすことは可能です。
そこで、家庭教師のトライの先生を学習コーチ役として、毎日の学習管理へ活用してみませんか。
毎日個別相談を受付しています。興味がありましたら是非お問い合わせください。

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