教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。

家庭教師のトライ埼玉校です!

今回は近年話題になっている「中高一貫校」についてお送りします。

 

中高一貫校にはどんなメリット・デメリットがあるのか?

中高一貫でも、公立と私立ではどんな違いがあるのか?

 

学校選びのひとつの選択として、考える機会にして頂ければと思います。

 

 

1)さいたま市立浦和中学・高等学校

 

公立の中高一貫校として挙げておきたいのがさいたま市立浦和中学・高校です。

元々、市立浦和と言えば県内有数の人気を誇る伝統校でした。

平成19年、市立浦和は中学校を併設し、新しいスタートを切りました。

 

私立を選ばれるご家庭がよく理由に挙げるのが進学実績ですが、

中高一貫化してからのさいたま市立浦和高校はその実績を大きく伸ばし、

平成24年度には国公立大をはじめ難関校への合格者も多数輩しています。

 

中高一貫校に共通して言われるのは、6年という長いスパンで無駄なくカリキュラムを組めること、

6年間あるので濃い人間関係が育めること、です。

 

逆にデメリットとして中だるみや、環境の変化が薄い点が挙げられます。

 

では「公立」中高一貫のメリットとは何でしょうか。

 

私立に比べて費用の面はよく引き合いに出されます。

また、各地から生徒が集まる私立と違い、地域に密着した活動を6年間継続できるという側面もあるようです。

 

逆に、これは中高一貫でなくても言えることですが、

教員の異動があるため、私立のように長く同じ先生に習うことが難しい環境はデメリットかもしれません。

 

とは言え市立浦和中学の近年の倍率が毎年10倍を超えていることを見ても、

その人気は変わらないようです。

 

 

2)栄東中学・高等学校

 

私立の中高一貫校として、栄東中学・高校を挙げたいと思います。

佐藤栄学園の中でも進学校という位置づけで開校した栄東高校は、

中高一貫化・共学化を経て、現在も県内トップレベルの私立として有名です。

 

私立の中高一貫校は、やはりその進学実績が注目されます。

高校2年生までに6年間の内容を終え、最後の1年は丸々受験勉強にあてるというのがセオリーのようです。

また公立と違って異動がないため、ずっと同じ先生に学ぶということが可能のようです。

 

しかしメリットとデメリットは表裏一体で、

私立は校風が強く押し出される分、入学してみたら合わずに転校したというケースも見られます。

ずっと同じ先生に学ぶというのも、前に挙げたように環境の変化が少ないとも言えるので、

多感な時期に色々な経験をさせたいという親御さんにとってはデメリットにもなります。

 

中高一貫ではずっと同じ部活を続ける生徒さんも少なくなく、

中学3年になっても上級生がいる環境の中でリーダーシップをとる経験ができないという側面もあります。

 

 

公立にしても私立にしても、一般的なメリット、デメリットだけでは簡単に測れません。

 

どんな学校に行きたいのか?

そこへ行って何がしたいのか?

 

学校選びは「軸」が決まっていなければ定まりません。

 

自分なりの「良い学校」を見つけられるように、ぜひ色々な情報を上手に活用してください。

 

トライでは、中高一貫に限らず多様な学校の情報をご用意し、

お子さまに合った学校を探し出すお手伝いもいたします。

 

そして志望校合格へ向けて、どんな学校にも対応できるよう準備をさせていただきます。

志望校について、受験勉強について、何かお悩みがありましたらご遠慮なくご相談ください。

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