教育プランナーブログ

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こんにちは!
家庭教師のトライ埼玉校です。
 
今回は、前回に続いて

中学受験科目別傾向と対策・算数についてお伝えします。
 
中受算数の主なポイントは3つ
単元別に記載していきます。
 
 
①基礎計算
 
ほとんどと言っていいほど多くの学校の大問1で扱っている単元です。

いわゆる一行問題。中堅校~トップ難関校まで出題されます。

計算ミスが命取りになりますので、見直しまで丁寧に行いましょう。
 
 
②基本問題
 
学校では習わない特殊算をもとに構成されることが多いです。
出題頻度が少なく軽視しがちですが、学校によってはしっかり対策が必要です。

主に、つるかめ算・ニュートン算・旅人算・倍数算・時計算・過不足算・通過算・

方陣算・相当算・損益算・和差算・年齢算・分配算・差集め算・消去算・植木算・

仕事算・こよみ算・流水算・推理算・集合算が挙げられます。
 
過去問にも学校ごとに過去近年の特殊算傾向が記載されています。
受験生は残り少ない時間ですので、必ず絞って対策しましょう。
 
参考までに…
<埼玉県各学校の傾向>
 
◆栄東中
主な特殊算は仕事算・時計算・流水算・つるかめ算・旅人算です。
そして、規則性に関する問題では、数列や図形の組み合わせを利用したものが多く、

ほぼ毎年出題されています。
 
◆開智中
昨年は、差集め算、損益算と濃度算が出題され、比較的難易度が高い問題になりました。
 
◆春日部共栄
つるかめ算や旅人算はかなりの確率で出題されるのに加え、還元算も多いです。
 
◆立教新座
意外とよく出題されます。昨年もつるかめ算とニュートン算が出題されました。
 
立教池袋も旅人算が毎年出題されるなど、難関校ですが、しっかり対策が必要です。
 
 

③応用問題
 
図形や規則性、場合の数に条件整理など志望校によりますが、

多くの難関校では、プロセス重視の思考を問われる問題が出題されます。
ここでよく伸び悩んでいる生徒は、教えてもらった問題を時間をかけて答えごと覚えていることが多く、

こういった応用問題に苦戦しています。
 
対策としては、思考練習と演習パターンになれるといった2つです。
単純に似たような問題でひっかかる生徒さんが多いのですが、

ポイントを押さえて共通項を見出すことができるかが鍵です。それには演習が不可欠なのです。
 
 

受験まで残り3カ月です。

 
過去問を徹底的に繰り返し、弱点補強を応用力養成をぬかりなく伸ばしていきましょう。
 
模試判定が悪くても、志望校合格点に届けばいいのです。
それには傾向を絞っていく必要があります。
 
最後までできることはありますので、焦らず・侮らず・諦めず1問1問しっかり取り組んでください。

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