教育プランナーブログ

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こんにちは。トライ埼玉校本部です。

 

センター試験を受験された方はお疲れ様でした。

各予備校のセンターリサーチの結果が出てきています。

 

今回のブログでは、今年度のセンター試験総括と出願のポイントをまとめていきます。

 

 

①総括

 

英語は例年並みの難易度。国語は選択肢問題が若干易化したが

全体的には大きく難易度は変わっていません。

 

受験生にとって最も衝撃的だったのは数学ⅠAとⅡBだったのではないでしょうか。

 

数ⅠAについては、10年ぶりに数Aの選択問題が用意され、また確率の出題がなくなりました

合わせて新課程導入に伴う「データの分析」「整数問題」の大問が出題され、

演習量が不足していた人は苦労したかと思います。

 

数ⅡBは全体的に難化した印象が強かったと思います。

ただ1つ1つの設問を見てみると、各単元の本質的な理解を要求する“基本”問題です。

たとえば「微分・積分」の大問では微分係数の定義から導入して設問がつくられていました。

微分とは何か、という本質を忘れないようにというメッセージが込められているように感じます。

 

(しばらく前に東京大学2次試験で、三角関数の加法定理の証明が出題され

 話題になったことが思い出されます)

 

 

②出願のポイント

 

今回の特徴は、新課程・旧課程間の難易度調整である、得点調整が行われていることです。

現役生と浪人生の間の不公平感をなくすための措置ですが

センターリサーチの動向をみる限りだと、特に新課程の理系科目に対して調整(実際よりも加点)

されるとのことです。

 

つまり、現役生で理系選択の学生は、受験前までの想定よりも少し強気に、

チャレンジしたい大学を出願しやすくなるでしょう。

 

逆に浪人生の場合には、現役生の点数が総じて底上げされているため、

慎重に大学を選択すべきかもしれません。

 

 

また、これから、私立の一般受験、国公立の前期・後期日程と始まっていきますが、

センター試験同様、今までの過去問とは設問形式を変化させてくる大学が多いことが予想されます。

 

冷静に自分の学力を分析したうえで、滑り止めの大学を固く見ておいた方がよいでしょう。

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