2012年5月24日
石川県 高校入試制度
今回は石川県の高校入試についてお送りします。
内申書
内申書には、中1~3までの9教科までの成績を5段階評価したものが記入されます。
最終的な内申点の計算式は以下の通りです。
(中1・2内申点:5×9教科×2学年=90点満点)
+(中3内申点:5×9教科×2=90点満点)
=180点満点
中3の内申点は、それまでの2学年の倍で評価されます。
ただし、中3になれば皆勉強するので、差をつけるためには、むしろ
中1からしっかりと学校の勉強をこなすことが重要です。
一般入試
内申書と学力検査から合否を判定します。
両者の比重は公表されていませんが、それぞれの相互関係等を十分考慮して審査されます。
学力検査は主要5教科の試験に加え、各校が面接、適性検査、作文、小論文から
一つ以上を選択し、実施します。高校、学科によっては傾斜配点を行っているところもあるので、
志望校については早めに調査を行いましょう。
推薦入試
推薦入試の募集枠は、コースを除く普通科とその他で異なります。
普通科(コース以外)は全体の20%以内である一方、その他の学科では
全体の50%以内と定められています。学力検査は行われません。
合否の判定にあたっては内申書、推薦書、志望理由書、面接を軸にしつつ、
それに加えて各学科、コースが独自に行う作文、小論文、実技などから総合的に判断します。
入試情報は教育委員会のHPや高校の公式HPでも確認できます。
早めに志望校の入試情報を集めましょう。