2012年5月15日
新潟県 志望校の決め方
本日のテーマは志望校の決め方についてです。
生徒に志望校を聞くと、将来のあこがれだけで志望校を決めている場合があります。
確かにあこがれを持つことは大切です。
しかし単純にあこがれだけで志望校を決めてしまうのは勧められません。
たとえば大企業に入社できたとしても、「実力主義」による選別は避けて通れません。
「自分がどのように生きていくか、人生の指針は何か、自分の軸となる生き方は何なのか」
これを決めていくことが志望校決定に大切なことです。
【志望校の決め方】
①「自分らしさ」の追求=人生の指針や夢
・好きなこと・・・音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、旅行など
・得意なこと・・・勉強科目(英語、世界史、生物、国語など)、スポーツ(サッカーのFWなど)、
みんなの意見をまとめること
・大切に思うこと・・・思いやり、積極性
・他人から見た自分(他人から言われること)・・・しっかりしている、面倒見がいい
・あこがれる人・・・イチロー
⇒「みんなをまとめるリーダー的存在。得意な文系科目を活かして、
教育関係の仕事などで活躍してみたい」など、
1年後、5年後、10年後の自分のビジョンにつなげてみましょう。
②「夢を実現するためにはどうすべきか、どのような形で働きたいか」
業種や職種がわかる一覧表や雑誌を持っていると便利です。
主な業種としては、金融・保険業、流通業、サービス業、製造業、運輸業、公務などがあげられます。
また主な職種としては、専門知識・技術が必要な専門職や、管理、ライン、経営部門などです。
⇒自分がどのようなことで世の中の役に立ちたいか、役に立てそうか、
自分に何ができるのか、という視点を持つことが大切です。
③「夢を実現するために何を、どこで学んでいきたいか」=志望校の決定
・職業体験などでまわりで働いている人に実際に聞いてみる。
・オープンキャンパスなどで実際の学校・学生の雰囲気や話を聞いてみる。
・インターネットや情報雑誌でなどで学校の情報を得る。
⇒自分の思い込みだけで志望校を決めるのではなく、
しっかりと情報収集をおこないましょう。