2012年5月24日
新潟県 高校入試制度
本日は新潟県の高校入試制度についてです。
25年度の新潟県高校入試は以下の日程で実施されます。
推薦選抜:平成25年2月8日(金)
一般選抜:平成25年3月11日(月)
学力検査の各教科の配点は100点ですが、各大問の配点は非公開です。
新潟県統一模試などの、県でおこなわれる模試の配点などを参考にするとよいでしょう。
各教科の解答時間は、
国語45分、数学45分、英語:50分(リスニング含め)、社会45分、理科45分となり、
上記の順番で実施されます。
新潟県の入試は調査書と当日の学力検査の比重にしたがって合計点が算出されます。
各学校、学科ごとに調査書と当日の学力検査の比重の置き方は、
7:3、6:4、5:5、4:6、3:7のいずれかになります。
4:6か3:7を採用している高校が多数ですが、自分が志望している学校がどの形式を採用
しているかは、高校ガイドなどでチェックしておきましょう。
実際の計算方法として、Aさんの例を見てみましょう。
【Aさんの場合】
内申点 108/135点(9教科:内申4の場合×3年間)
当日の入試点 450/500点
志望校 新潟高校普通科
新潟高校の調査書と当日の学力検査の比重は3:7
満点の場合、調査書300点(:135)+学力検査700点(:500)=1000点(:635)満点ということになります。
Aさんは内申が108点だったので300点満点に換算すると240点。
また学力検査450点は700点満点に換算すると630点。
Aさんの合計得点は、240点+630点=870点/1000点です。
以上から分かるように、内申点は軽視できません。
内申重視の高校では、調査書の比重が高ければかなり有利になることも考えられます。
逆にいえば、学力は非常に高くても、内申が低ければ合格圏に届かない場合もあります。
内申は、3学期制・前後期制に関わらず、テストの点数や提出物、
授業態度(発言力・リーダーシップ)・その他課外活動などが加味されます。
新潟市内では6月中旬からテストもあります。
有意義な学校生活を送るためにも、テスト準備もしっかりおこないましょう。