2012年11月27日
新潟県 中学入試攻略 新大附属中
今回は、新潟大学附属中の受験対策についてご案内致します。
志望先として検討されている方は是非参考にして下さい。
【新潟大学附属中受験対策】
①入試データ
【検査科目】
基礎問題(国語, 算数, 理科, 社会) + 応用問題(国語, 算数)及び面接
【定員と応募資格】
募集人員:120名
応募資格:
①新潟市内又は新潟市に隣接する市町村に保護者と共に住し、徒歩又は
公共交通機関を利用して通学することができる者
②平成24年4月1日までに新潟市又は隣接する市町村に保護者と共に転入し、
徒歩又は公共交通機関を利用して通学することができる者
<ポイント>
募集人員は男女合わせて120名ですが、内部進学者が80名程いるため
中学からの受験の場合、合格定員は40名程度と考える必要があります。
② 入試攻略法
<算数>
小学校の教科書全般及び発展内容の思考力が求められます。
基礎問題を集めた出題と応用問題中心の出題のⅡ部構成になっています。
応用問題は、首都圏の私立中平均レベルよりもやや難しい内容となっています。
基礎問題ではあまり差がつかないため、応用問題がどの程度解けるかがポイントです。
「附属の算数」や過去問を再度解き直して、応用問題の解答手法に慣れましょう。
(解法を暗記することも有効な手段です。)
<国語>
文章は、「論説文」と「小説」両方が出題されます。
論説文読解のポイントは、内容を要約することが出来るかどうか、
小説読解のポイントは、登場人物の心情理解が出来るかどうかです。
「附属の国語」や過去問でどんどん問題演習を行い、解答の仕方に慣れて下さい。
また、漢字や記号問題は基本的なものなので、確実に点数をとれるようにしておきましょう。
<理科・社会>
複雑な問題はほとんど出題されません。小学校の教科書の内容をきちんとまとめておけば、
ある程度得点は期待できます。但し、国語・算数ばかり勉強して、理科・社会を放っておくと
思わぬ点数差が出る場合もあります。国語・算数でやることが多くなりますが
学習計画をきちんと立てて、理科・社会の学習の時間もつくるようにしましょう。
12月8日が今年の入試日です。
小学6年生にとっては、残りわずかの期間です。
今までやってきたことを、もう一度整理し、上記のポイントを確認しましょう。
小学4年生5年生の方も、附属中に合格したいと思っている方は早めに準備しましょう。
中学から入ろうとしている方にとっては、附属中は非常に狭き門です。