2021年10月16日
新潟県 大学入試 学校推薦型選抜について
こんにちは、家庭教師のトライ新潟校です。
2021年度から大学入学試験の名称が一新され、
一般入試 → 一般選抜
AO入試 → 総合型選抜
推薦入試 → 学校推薦型選抜
に変わりました。
文部科学省「令和2年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」によると、
推薦入試による入学者は全体の38.4%(国立大12.4%、公立大25.3%、私立大44.4%)を占めています。
推薦入試は「一部の成績上位者のための特別な入学方法」ではなく、
一般選抜に次ぐ「主要な入学方法」として定着してきています。
高1・2年生の皆様は内容を今のうちにしっかり確認しておきましょう!
学校推薦型選抜の種類
学校推薦型選抜には、どの高等学校等からでも推薦できる「公募制」と、
大学が指定した高等学校等からのみ推薦できる「指定校制」があります。
基本は「専願」なので、合格した場合は必ず入学しなければなりません。
また、大学に生徒を推薦するのは高等学校などの学校長です。
指定校制の場合は、3年次の夏から秋にかけて校内選考が行われるため、
自分の高校にある推薦枠はどの大学であるか確認をしておきましょう。
選抜方法
学校推薦型選抜は、一般選抜より必要な科目が少ないなど、
学習面においての準備負担が小さい場合が多いです。
調査書や志望理由書などを主な資料として判定しますが、
各大学が実施する検査(小論文などの記述試験、実技、口頭試問、教科テストなど)、
共通テスト、資格・検定試験等の成績のうち少なくとも一つが加わります。
最も多いパターンは「書類審査+面接+各大学が実施する検査」で、これに小論文が加わることもあります。
近年は、面接もプレゼンテーション型を採用している大学が増えてきています。
選抜の時期は選抜方法でも異なりますが、
出願期間は11月1日から、合格発表は12月以降となっており、
合格決定が早いことも大きなメリットでしょう。
出願条件や評価基準は大学・学部、方式によってさまざまで、
出願条件に成績基準がある場合は、
「全体の学習成績の状況」か「学習成績概評」の指定基準を満たしておく必要があります。
「全体の学習成績の状況」とは、
高校1年次から3年次の1学期(前期)まで各科目の成績(5段階評価)を合計し、科目数で割った平均値です。
この評定平均値をもとに、成績をA~Eの5段階でを表したものが「学習成績概評」で、
どちらも指定基準をクリアすれば出願が可能です。
全体の学習成績の状況
A:5.0~4.3
B:4.2~3.5
C:3.4~2.7
D:2.6~1.9
E:1.8以下
またスポーツ・文化活動枠の推薦選抜の場合は、
大学が定める大会での上位入賞や、生徒会活動や地域活動などの活動実績の証明が必要です。
その他、指定されたコンテストの実績や、英検、TOEICなどの資格・検定の取得・合格者が評価されるケースもあります。
まとめると、学校推薦型選抜は、
✓ 一昔前とは異なり、主要な入学方法となっている。
✓ 一般選抜より学習面においての準備負担が小さい。
✓ 一般選抜より早い段階で合格決定がなされる。
と、メリットが大きい選抜方法です。
定期考査の準備をしっかり行い評定平均値をつくり、学校推薦型選抜もぜひ狙っていきましょう。
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