2012年1月9日
鳥取県 推薦試験の心構え【高校受験】
中学3年の皆さんは、冬休み明けテストも実施され、最終的な志望校が決定し始めていると思います。
今月末から2月初めにかけて私立入試、2月10日に県立推薦入試、3月6日に県立入試が実施されます。
今回は推薦試験(面接対策)について述べたいと思います。
面接にあたっての注意点は以下の通りです。
高校も落とす事を目的としているわけではなく、その高校にふさわしい人材を選抜しようとしています。
就職試験などで行われる圧迫面接や意地悪な質問はないので安心して下さい。
①第一印象が肝心です。
明るくハキハキとした態度で面接に臨みましょう。
②本番では必ず緊張します。
その緊張が少しでも和らぐように繰り返し面接練習をしましょう。
③想定問答をする際に、自分が話す言葉を丸暗記するのではなく、
話の流れで覚え、その場で自分の言葉で伝えるようにしましょう。
④素直に自分の考えや意見を伝えることは良いことですが、ネガティブな言動は避けましょう。
続いて、良く質問される内容です。
①本校志望理由と、入学後どのような高校生活を送りたいか
志望理由は、この高校で勉強したい、高校生活を送りたいと言うメッセージを強く出して伝える必要があります。
「中学の先生に勧められ何となく決めた」というような答えはNGです。
②中学校生活の中で頑張った事
部活でも勉強でもボランティアなどの校外活動でも構いません。とにかくアピールしましょう。
部活で良い成績を残せなかったから・・・という生徒さんもいますが、良い成績を残すことだけが
部活の目的ではありません。部活で友人関係の絆が強くなったとか責任ある立場になり下級生を
引っ張って行ったなどのエピソードでもよいのです。
③高校で得られる資格や将来の夢について
実業系高校で多い質問です。高校在学中に取得出来る資格は全て確認しましょう。
その上で自分が将来なりたい職業や、進路に必要な資格を頑張って取得したい事を話すようにして下さい。
質問の内容は例年大きく変わりません。
中学で面接練習を行う際に、昨年の質問や一昨年の質問内容を練習すると思います。
それらの返答を自分の言葉で原稿に起こし、先生にチェック・修正してもらって下さい。
それを繰り返し練習するようにして、自分の言葉で上手く面接官に伝えられるようにしましょう。
普段の勉強同様、面接も繰り返しが重要です。
推薦入試まで約1ヶ月、作文練習と面接練習を繰り返し頑張って下さい。