教育プランナーブログ

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今回は2023年度大学入学共通テストについて、各科目の概況を抜粋してお知らせしたいと思います。それぞれの傾向と対策を掴んで新年度の目標を立てたりすることに役立てばと思います。

【英語リーディング】

傾向:部分読みではなく、文章の全体構成を捉える力が求められる
出題のポイント:必要な情報が本文全体に散らばっている問題が多数。専門的な内容の長文が増加した。
→わからない単語や情報が出てきても、段落ごとに要点を押さえながら大まかに読み進めることが重要!
来年に向けた対策:単語を丸暗記ではなく、言い換えに対応できるように類義語・対義語を意識して覚える。文章全体の主張に加え、各段落の要点を大まかに理解しながら読む力をつけるようにする。

【現代文】

傾向複数の文章や資料を読み取って理解する力が必要
出題のポイント:第1問は文章の比較をする問題。第2問資料とそこからわかる構想メモを提示した問題が出題された。
→本文だけではなく資料の内容も精読したうえで、本文や資料に記載のない選択肢を除く作業が求められる。
来年に向けた対策:線を引く、メモをとるなどをして読みながら情報整理できるようにしておく。問題を解く際に時間を意識し、文章を読むスピードを上げる訓練をしておく。

【数学】

傾向:Ⅰ・Aでは思考力重視を維持しつつ、Ⅱ・Bでは複雑な設定から本質を見抜き、迅速に処理する力が測られた
出題のポイント:定義の理解や図形の基本性質を問う問題を手早く計算できれば、
時間のかかる問題に落ち着いて取り組める。また、日常的な話題を数学モデルで考察する問題が出題された。
→基本概念の理解・計算力・図形の描写力など数学に必要な能力が総合的に試される。問題設定を正しく読み取り、疑問を数学的に解決する過程が重視される。
来年に向けた対策:関数のグラフの形状や、様々な図形を正確に描くことで解法が思い浮かぶことも多いので、自分の手で図を描く習慣をつけるようにしておく。日常の題材を数学的にモデル化する問題が共通テスト数学の特徴。共通テスト模試・過去問・予想問題に繰り返し取り組んで問題形式に慣れておく。

【新高3生の方は】

解答根拠が前から順に並んでいないので、「どこに何が書いてあるか」を瞬時に把握する力を1年間で身に着けていきましょう。
・丸暗記では解けない問題なので、安易なテクニックに走りすぎず、丁寧に勉強していきましょう。
思考する力や、文章やグラフを読み取る力が求められており、こうした実戦力を身に着けていきましょう

【新高1・高2の方は】

・共通テストでは、このような力が求められています。
・こうした力を身に着けるために、日々の学習で「本質的に理解する力」が求められていきます。学校の授業と並行して、原理原則を理解する時間をしっかりと確保していきましょう。

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