2012年3月14日
鳥取県 高校受験終了!
6.7日に県立高校受験が行われ、14日に合格発表が行われました。
トライにも続々と喜びの声が寄せられています。
今年の入試問題は全体的には標準レベルの難度だったのではないでしょうか。
国語は若干難化しましたが他の科目に関しては例年通りのレベル内容だったと思います。
国語
読解の内容が難しく、1回読んだだけでは内容が理解しきれなかった生徒さんが
多かったのではないでしょうか。入試では限られた時間の中で内容を正しく理解し、
答えを導く力が問われます。速読演習なども取り入れながら読解速度向上に励むと良いでしょう。
作文はテーマを絞るのが難しかったかもしれません。日頃から作文の練習を行うようにして下さい。
数学
難問の類は出題されていませんが、基本+αの力が試される問題が多かったように思います。
図形問題では単純に公式定理をあてはめるのではなく、複数の知識を融合して
考えなければ正解が導けない問題が多く、単純に公式だけを理解していた生徒さんには
難しかったかと思います。また文章問題も内容をしっかりと理解する必要がありました。
文章題が苦手な生徒さんは日頃から文章を図やイラストに直す訓練をするようにしましょう。
英語
例年通りの問題構成でした。長文のテーマも易しめだったので内容を掴む事は
簡単だったのではないでしょうか。差がつくポイントの英作文も、好きな季節とその理由という
出題頻度の高い問題でした。予想問題集や他県の過去問などに取り組んだ生徒さんの中には
殆ど同じ内容を解いた方もいたのではないでしょうか。
社会
地理:
問題自体は難しくなかったです。例年の事ですが地理は資料の読みとりで
得点に差がつきます。資料の数字が何を意味しているかを理解しながら
問題に取り組むようにして下さい。
歴史:
3分野の中で最も点がとりやすかった分野だと思います。
基本的な語句や内容、歴史的背景を理解していれば大体は解ける問題でした。
公民:
条件を与えられた中での記述問題は難しかったと思います。
経済の範囲は現代社会や政治に比べ勉強が手薄になる所です。
全体をしっかりと学習しましょう。
理科
例年通り4単元からまんべんなく出題されました。内容も基本問題が多かったですし
記述も簡単なものだったので全体的に勉強していた生徒さんは得点出来たと思います。
来年度からは教科書内容が大きく変わるので、
問題の質や難度にも変化がみられると思います。
現在中2の皆さんは早めの準備を心がけて下さい。