教育プランナーブログ

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今回は鳥取県公立入試・数学の頻出単元です。

 

大問1の小問集では、

「正の数負の数の計算」「文字式の計算」「平方根の計算」「因数分解」などの計算基礎と

「関数」「図形」問題が例年出題されます。

計算は基本的な内容ですので、ミスをなくすように繰り返し練習をして下さい。

 

関数は、与えられた情報(座標)を基に直線の式を答える問題が主になります。傾きaを求める問題もありますが、

いずれも問題レベルとしては基礎内容になりますので、比例式・1次関数・y=ax2式の基本を身につけましょう。

 

図形は、「計量」「作図」「証明」が出題されております。

角度を求める、面積・体積を求める計算は公式を覚えるだけでなく、公式の意味を理解していないと

解けないものも出題されます。(孤の長さと中心角が提示されておうぎ形の面積を求めるなど)

過去の入試問題や同レベルの問題で演習を繰り返しましょう。

 

作図は基本パターンをしっかりと覚えておけば大体の問題に対応可能です。

基本パターンをどのように利用するかをしっかりと見極めるようにして下さい。

 

証明問題は苦手な生徒さんが多いです。

問題で与えられている情報を図に書き込んでいけば、何を求めなければならないかが見えてきます。

そこに三角形の合同条件、直角三角形の合同条件、平行線の性質などをあてはめていけば

答えが導けるでしょう。証明問題も繰り返しの学習で少しずつ力がつきます。毎日1問チャレンジして下さい。

入試で数学の目標点が20点以下の生徒さんは、証明の勉強をするよりも他の小問で得点出来るようにしましょう。

 

第2問以降は文章題になります。

連立方程式の利用・関数の利用・確率・図形の応用などの出題頻度が高いです。

 

連立方程式の利用・・・

買い物をする問題はイメージがしやすく立式も簡単かと思います。速さ問題や%が混ざる問題は

式を立てることがうまく出来ない場合があります。方程式の利用が苦手な生徒さんは繰り返し演習を行いましょう。

式を立てる上での注意すべき点は以下のことです。

計算の単位に注意!

個数+個数=個数、時間+時間=時間、代金+代金=代金、生徒数+生徒数=生徒数

②個数や生徒数を求めるのに割りきれなかったら式が間違っている!

「何個」や「何人」を求める場合、答えは分数にはなりません。式が違うか計算が間違っているかのいずれかです。

すぐに見直しましょう。マイナスの答えになる場合も同様です。

 

関数の利用・・・

1次関数の利用は、面積の変化、移動、貯水などが頻出です。

関数問題は(1)で座標や直線の式・傾きを求めさせることが多いです。

ここで間違うと全てを間違う事になりかねないので、より慎重に答えを導くようにしましょう。

 

確率・場合の数・・・

サイコロやクジを引く問題が頻出です。起こりうる組み合わせを全て書き出し、答えに該当するものを

探し出すようにすれば正解しやすいです。問題文の意味を理解する読解力を身につけるようにして下さい。

「確率を求めよ=〇/〇と分数で答える(約分忘れずに)」「何通りか=〇通り」と答え方にも注意して下さい。

 

図形の応用・・・

大問1で証明などの平面図形が出題されているためか、空間図形が頻出です。

問題に書かれている図を見て立体的なイメージをすることが非常に重要です。

軸を中心に回転させる問題や展開図などはイメージ出来ればさほど難易度は高くありません。

こちらも繰り返すことによってイメージがしやすくなります。

 

 

県立高校入試は問題の構成が毎年似ています。

一度過去問を解き、出来ない問題や苦手な単元を入試までに反復演習をして下さい。

生徒さんの志望校によって目標点が変わってきます。どこを重点的に学習すれば良いかなどは

トライの教育プランナーが相談に乗ります。是非ご相談下さい。

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