2011年12月4日
鳥取県 苦手科目克服【高校入試頻出単元・国語編】
いよいよ12月に入りました。
県立高校学力検査まで約3ヶ月、鳥取敬愛高校特進入試までは1ヶ月しかありません。
今回から5回シリーズで5科目の県立高校入試頻出単元の勉強方法について述べたいと思います。
第一回:国語の対策
鳥取県入試では大問5題の構成となっております。
大問1 「国語の基礎知識」
他県入試ではあまり見られない出題方法になります
熟語やことわざの知識を問う問題、書道の書体・俳句の季語の知識、話の内容を文章におこす問題など幅広く出題されています。
難問はありませんが基本的な知識が無いと解答が困難な問題です。
冬休み期間などで主なことわざ・慣用句や俳句の季語などを復習しましょう。
大問2・3 説明文、小説文
一般的な問題になります。
説明文では文脈の把握や接続語、小説文では登場人物の心情把握が中心となっております。
これまでの模試や問題集の長文読解問題を繰り返し解き、解説を読みながら必要な部分が読みとれるように訓練しましょう。
大問4 古文・漢文
例年古文が出題されておりましたが、昨年は漢文が出題され戸惑った生徒さんも多かったようです。
しかしながら古文も漢文も内容は平易で、昨年の漢文は書き下し文が出たので古文と同じ感覚で解く事が出来たのではないでしょうか。
古文で重要なのは現代かなづかいに直す、古語の意味を答える問題を確実に解答する、
漢文だと現代語訳と返り点のつけ方を勉強しておきましょう。
大問5 作文
例年150字程度の作文が出題されます。配点が6点と大きいので確実に点が取れるように練習しましょう。
ここ何年かは2つの物を比較させ意見を述べさせる、ある出来事についての経験・意見を述べさせる問題が出題されております。
過去問や他県の作文問題などを利用して書く練習をするようにしましょう。
「国語は勉強のやり方が分からないのでやらない」
「勉強しなくてもある程度の点が取れるから・・」
と言って対策をしていない生徒さんが多く見られます。
長文読解問題は読み進めるのではなく、印をつけながら文章を解読していくようにすれば理解が進み、得点出来るようになります。
トライでは国語の勉強法や指導方法も教師に指導を行い生徒さんの理解がしやすいように改善を行っております。
受験までの短い期間に1:1で結果の出る学習に取り組んでみませんか。