2011年8月29日
鳥取県 中学数学苦手克服【2】図形編
皆さんこんにちわ、前回に引き続き数学の苦手克服に向けたアドバイスを致します。
今回は図形です。作図や、面積・体積を求める、角度の問題や図形の証明など一言で図形と言っても内容は多岐にわたります。
作図
県立入試で毎年出題されます。作図の基本は垂線を引く事と二等分線を引く事です。この基本動作に三角形の性質や円の性質などを加味したものが問題として出題されます。慣れるまではどの情報を利用すれば良いかを問題集の解説などを確認しながら実際に描いてみると良いでしょう。
面積・体積・角度(計量)
公式・定理を覚えることが第一歩です。公式を覚えなければ先に進めません。公式・定理を覚えたら基本問題で確認をしましょう。
入試や模試で出題される問題は公式がそのまま利用できない問題もあります。模試や自学で少しずつ複雑なものやいくつかの公式を組み合わせて解答を導くものなどに取り組むようにしましょう。おうぎ形の面積や孤の長さ、円周角などは頻出ですので完璧に仕上げるようにして下さい。
証明問題
合同や相似(3年後期に習います)の証明はほとんどの生徒さんが苦手範囲としている部分になります。
問題文をしっかりと読み問題文に書かれている情報を図形に落とし込んでいけば比較的簡単に証明出来る問題がほとんどです。
合同条件や直角三角形や平行四辺形の特徴、相似条件や中点連結定理を理解し、証明すべき図形をなぞりながらどの条件を利用すれば良いのかを考えるようにして下さい。与えられた条件をしっかりと図に落とし込みすれば利用すべき条件が見えてきます。様々な問題に取り組むようにして下さい。
県立入試では図形関係の問題が全体の3分の1程の得点分出題されております。繰り返し問題に取り組むことによって克服出来る内容です。対策をしっかりと行いましょう。