2011年11月13日
鳥取県 塾利用者の家庭教師活用法
皆さんこんにちは。
現在塾に通われている生徒さんも多くいらっしゃると思います。
塾の利点としては「費用が比較的安い」「周りにライバルがいるのでやる気が出る」「地元で長年やっているので情報が豊富」などが挙げられます。
しかし塾で頑張っているが結果が出ない生徒さんも多くいらっしゃいます。彼らの悩みとして、「塾の内容についていけない」「分からない所の質問が出来ない」「塾以外での勉強のやり方が分からない」などを耳にします。
今回は進学塾に通いながらも学校の成績が上がらなかった生徒さんが、塾を続けながら足りない部分をトライで補い成績アップさせた事例をご紹介致します。
・中2:男子S君
入会:中1の10月末
動機:塾へ通っているが成績が下がり続けている、何とかしてほしい。
週3回進学塾に通塾(英数国)していたが全く成果が見えない。ご両親は辞めさせて家庭教師へ変更したいが、本人が友達がいることと塾の先生が好きなので続けたいと主張。
(分析)
成績低迷の1番の理由は、「塾以外での学習時間がほぼゼロ」。塾の宿題の一部のみやっている状態。また塾が予習型学習の為、基礎が出来ていない生徒にとっては理解が難しい。
(対策)
入会直後は学校内容・塾内容のフォローを中心としながら、これまでの基本内容の復習を実施。宿題は、学校の内容をしっかりと理解させることに重きを置いて出した(指導の前週に学校で習った範囲のワークを、日割りで実施)。塾のテストに関しては2学期の間は対策しなかった。これまでの復習中心をまず行うためである。生徒本人にも「3学期から巻き返そう!」と一旦保留にした。
(指導成果)
開始1カ月後の2学期期末テストでは、5教科合計点は合計280点/500点⇒310点と若干の伸びであった。しかし、教科ごとに細かく見ると、確かに学力は伸びていた。英語の解答用紙の空欄が減り、数学は凡ミスがなければ60点近くまでの理解が出来るようになった。毎回の宿題を先生がチェックして出来ているものに関しては先生がしっかりと評価することにより本人のやる気を持続させ、結果が目に見えてきてからは本人が自発的に学習に取り組むようになってきた。
3学期以降は本人の学習に対する意欲も高くなり、積極的に学習するようになった。塾でも上位の位置をキープ出来るようになってきたので、家庭教師の指導は予習形式の塾フォローを中心に行うように変更した。
生徒さん一人ひとり学習状況が異なる中、塾では塾の計画に沿って指導を進めます。S君のように、塾で足りない部分を家庭教師がサポートすることも可能です。トライでは教育プランナーが生徒さんの目標と現状を確認しながら目標達成のためのサポート・学習アドバイスを行います。また、随時、計画の修正や進路の相談など指導スタート後に発生する様々な疑問や不安に対してもサポート致します。