2012年9月21日
鳥取県 高校入試 社会シリーズ(第3回)
みなさん、こんにちは!
今回のテーマは、公立高校入試シリーズの社会③です。
社会は、歴史、公民、地理が大きな構成要素となります。
それぞれの学習ポイントをお話します。
【歴史】
時代の流れをつかむことがポイントです。
今の平成の時代がある前には、昭和という時代があり、
その前には大正、明治時代があります。
明治時代の1つ前は、もう江戸時代になってしまいます。
お侍さんの時代から、スマートフォンの時代にどう変化してきたのか?
それを大きな事件や有名な人物にターゲットを絞って学習するのが歴史です。
木と石が道具の主流であった旧石器時代から、どのように今の日本へ移り変わってきたのか。
クロマニヨン人の時代から、どう世界は変わってきたのか。
流れを中心に学習すると、意外と面白いことをたくさん発見できる単元です。
【公民】
公民は、歴史とはまた違った側面から社会を捉えています。
現代の社会の仕組みがどうなっているのかを学習していきます。
言い換えれば、社会のルールを学習する単元です。
総理大臣にはどうやったらなれるのか?
裁判所って何?
ものを買ったら必ずついてくる消費税って何?
高齢化社会がよく話題になるけどなぜ?
これらのように、今の生活に密接する物事を学ぶのが公民ですので、
普段の生活に照らし合わせながら勉強すると、理解しやすくなります。
【地理】
よく暗記単元といわれます。
しかし、実はいろいろなとらえ方ができる単元です。
たとえば、各地の産物を覚える場合、
各地域の土地柄(海に近いのか内陸部なのか)や気候(雨が多いのか少ないのか)
によってある程度産物は決まってきます。
そしてその気候についても、赤道に近いのか遠いのか、
森が多い地域なのか砂漠なのかなどによって決まってきます。
それぞれの物事に理由がありますので、その理由を探求し、理解していくと、
覚えるだけの学習よりもより定着力の高い学習となりやすいです。
ただの暗記科目ととらえられがちな社会ですが、
「なぜ?」という視点をもちながらの学習が重要な単元です。
より深く理解し覚えることができるので、ぜひ「なぜ?」と考えながら学習してみてください。