教育プランナーブログ

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今ではすっかり身近なものとなったポストイット(付箋紙)ですが、

新商品開発の敗作品が元になっていると言うから驚きです。

 

1969年、アメリカで強力な接着剤を開発していたところ、

偶然にも非常に弱い接着剤を作り出してしまったそうです。

当初は用途もなく失敗作として扱われていましたが、

同じ研究所の研究員が本のしおりに応用できないかと思い付いたことから、

商品化が始まり、メモ紙を机やノートに貼りつけたり、はがしたりできることから、

今では学生から社会人にいたるまで定番の事務用品となっています。

 

ちなみに細長く先端に色のついた商品は、本や書類に挟んだ時に

識別しやすいようにという日本人消費者の提案から生まれたそうです。

この付箋紙は、もとは失敗作であったものが、偶然にも大発明となりました。

『セレンディピティ』を表す典型例とも言われています。

 

 

『セレンディピティ』

何かを探している時に、探しているものとは別の価値を見つける能力・才能

※イギリスの政治家で小説家のホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語。

『セレンディップの3人の王子』という童話にちなんだもの。

 

 

偶然の産物ではあるものの、それを見つけたのは幸運ではなくあくまでも能力だという部分に注目しましょう。

失敗しても、そこから何かを学び取ることができれば、成功に結び付くのだと理解することが大事です。

 

たとえつまずいたとしても、見落としをしない

他の道はないかと考えを巡らせる

柔軟な発想をもって見渡す。

洞察力をフルに発揮させて何かを学び取ることができれば、それは失敗ではなくなります。

 

この能力が自分のものとして身につくのは、数多くの失敗を含めた経験があってこそです。

そして、あらゆる方面の知識を蓄えておくことが必要です。

『セレンディピティ』を自分のものとするためにも、まずはつまずきや失敗を恐れずに、

何事にもチャレンジしてみましょう。

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