2011年10月27日
『岩手県 大学入試』国語:古文
センター試験の国語は例年以下のように出題されます。
第1問:現代文
第2問:小説文
第3問:古文
第4問:漢文
2011年度の結果を見ると、200点満点で平均点111.29点
他教科の100点満点に合わせると平均点55.64点となりました。
この点数は判断の分かれるところかと思いますが、
他の文系教科と比べると低めの平均点となっています。
難問となっている古文が点数を引き下げているようです。
逆にここで得点を稼ぐことが出来れば有利になるポイントでもあります。
かといって、古文に時間をかけて学習するのは、かえって効率が悪くなります。
そこで、最低限の単語と文法を繰り返し学習し、しっかり要点を押さえておきましょう。
実際に問1で言葉の解釈問題と、問2で文法問題が出題されています。
残りの問題は、現代文と同様のテクニックを使って対応しましょう。
文章全体を読まず、設問の傍線部分の前後のみ読むようにします。
それだけでも解ける問題があるはずです。
最後の設問は文章の内容を現代語で書いた文章が選択肢として出題される傾向が高いです。
ここの文章を読んで、文全体の内容を推理することで、残りの設問を解くヒントになるはずです。
古文は難しいからと捨ててしまうのではなく、ちょっとしたテクニックで乗り切ることが出来る問題だと捉えましょう。
少しでも点数を取るために、単語と文法をしっかりと身につけるようにしましょう。