高校受験を控えたみなさん、理科の学習は進んでいますでしょうか。
数学、英語に偏り、理科は暗記でなんとかなると後回しにすると、大変なことになります。
理科は分野ごとに分けて考えましょう。
岩手県の公立高校入試問題で生物分野では、
「ヒトの体の仕組み、植物のしくみ」が頻出となっています。
物理・化学分野との複合問題となっているのが特徴です。
実験の結果と資料の読みとり問題も必ず出題されます。
教科書の内容が分かれば解ける問題ですので、
授業で習った事、教科書の内容はしっかりと理解しておきましょう。
資料の読み取りは、勘違いを起こしやすいので、慌てずに読み取ることが大切です。
普段の学習から、資料読み取り問題に取り組み、慣れておくことが大事でしょう。
化学分野では毎年必ず化学変化と質量が出題されます。
実験に基づく問題となっている事が多いようです。
毎年出題されているので、この分野をしっかりと身につけておきましょう。
化学変化と質量や、電気分解とイオンは、教科書の内容を確実に理解しておく必要があります。
実験に積極的に取り組んだり、途中経過や結果をノートにまとめるようにしましょう。
物理分野では、毎年必ず出題されるのは「光と音の性質」です。
実験や観察に基づく問題が多いことも特徴として挙げられるでしょう。
光と音以外にも、電流と電圧、仕事、運動とエネルギーなど、毎年バランス良く出題されています。
問題数も多く、範囲も広いので、苦手分野を作らない事が重要です。
複合・総合問題も出題されますし、実験や観察に基づく問題もありますので、
幅広い知識が求められます。教科書や参考書だけで学習するのではなく、
実験や観察に実際に取り組んでみることも重要です。
実験・観察の結果を、図や表、文章にまとめる練習を行いましょう。