2019年1月15日
岩手県 公立高校入試対策【国語】
1月中旬が過ぎ、寒さが本格的になってきました。皆様いかがお過ごしですか。
今月より私立高校の一般入試、公立高校の推薦入試が実施されます。
一般入試を受験する中3生の皆さんは過去問を重点的に行なっている人も多いのではないでしょうか。
今回は公立高校入試対策(国語)を今までの出題傾向よりこれからの取り組み方について掲載します。
【文学的文章・説明的文章】
文学的文章は例年、小説が出題されることが多く、昨年は随筆より出題されました。
文学的文章では心情や表現について問われることが多いため、登場人物の心情や描写をしっかり捉えることが必要です。
説明的文章は例年多種多様なテーマの論説文が出題されるため、普段から物事について考える習慣が身についているかどうか
判断する出題が増えてきています。また解釈を問う問題として文章の内容について細かく問うものや、
論理的な展開をつかむための穴埋め問題が出題されるため、これらを意識しながら日頃から問題を解き進めましょう。
【古典】
昨年度は漢文の書き下し文及び古文が出題されました。古典は歴史的仮名遣い、登場人物について
問われることが例年多く、漢文については基礎基本の定着を図ることで対応できる問題の割合が多い傾向が見られます。
100字~150字相当の記述問題にも対応できるようにすることが重要になります。
【表現問題】
スピーチ原稿・手紙文・クラス(委員会活動)での話し合い・プレゼンテーションなど多種多様な形式の表現問題が出題され、
記述し解答する問題の割合が年々高まっています。日頃から自分自身の考えを文章で記述できるようにする習慣を身につけることが必要です。
【韻文の鑑賞】
詩・短歌・俳句が例年交代で出題され、内容としては内容解釈・空欄補充の割合が高く、
季節感について出題される問題が近年増えてきています。
対策として、教科書の他、ワーク問題集の類似問題や過去問を解いて、
詩・短歌・俳句の基礎基本を理解することを優先して進めておきたいところです。
【漢字の読み書き】
例年、漢字の読みが2題、漢字の書き2題、共通する漢字を記述する問題の計5問が出題され、
出題レベルがやや高いため、ワーク問題集の他、必要に応じて漢字検定の問題集を併用するなど、
問題練習を行なうことを心がけましょう
近年の出題傾向として、記号選択の問題が少なくなり、記述し解答する問題の割合が高くなってきています。
論理的に文章を組み立てられるよう、日頃より問題を解いた後、解答例と自分の記入した解答が
どのように異なっているか確認するとともに、解説を熟読し、問題を進める手順について確認後、
身につけられるよう苦手な単元に絞って効率よく学習に取り組みましょう!
以上、岩手県 公立高校入試対策(国語)を掲載しました。今後の受験勉強の参考としていただけると幸いです。
中1より高校入試のため、内申点の加点があります。来月期末テストを受ける中1・中2の皆さんは、
冬休み以降に学習した内容と4月以降に学校授業で取り扱った内容について、
もう1度合苦手なところが無いか確認しましょう。
この冬に苦手対策を行いたい中1・中2の皆さんより、お問合せをお待ちいたしております。
【お問合せ先】家庭教師のトライ(フリーコール)0120-555-202
までお気軽にお問合せください。