2012年6月17日
鳥取県 AO入試 虎の巻
前回までは、高校入試を中心にお話ししてまいりました。
高校入試を控えている受験生のほとんどの方は、初めて受験に挑むことになります。
ですので、入試制度や受験方式、各受験科目のコツ、対策方法などをテーマとしました。
ここで、早ければ秋から始まる「大学受験AO入試について」をテーマとします。
なぜAOから?と思われる方も多いでしょうが、秋から始まることがポイントです。
あと6ヶ月を切っているのです!
そもそも「AO入試」とは、
「Adomissions Office -アドミッションズオフィス-」の略で、
「入学管理局」という和訳となり、
「個性を重視した多面的評価」で合否を判断し、
「志願理由書、面接、小論」などが課されます。
最初に導入したのは、慶応義塾大学で1990年のことです。
そこからAO入試制度が普及し、現在では国立大学も私立大学も導入しています。
では、どう攻略していけばよいのか。
ポイントは、「個性を重視した多面的評価」という判断基準で合否が決まるということです。
つまり、自分らしさが重要で、ほかの受験生には負けない強みが必要です。
「想い」であったり、「課外活動の実績」であったり、「進学を志望する学部の専門性」であったり、
内容は多岐にわたりますが、個性が必要です。
それを、「志願理由書」「面接」「小論文」
という課題で表現し、アピールすることになります。
ということで、まずは個性を考えることからスタートです。
自分のどこの部分をアピールしていこうか、が決まったら、次に、
「志願理由書」の書き方です。
案外、質問に対する回答の文字数が多く、
文章力や表現力が求めれらます。
次に、実際の採点基準となる「面接」と「小論文」です。
これらの完成の目安は、夏休みです。
早い方は、小論文の対策のご相談をこの時期にされます。
いつから対策を始めるかは、単純に小論文の対策回数に比例するため、
小論文の書き方をマスターし、書くことに慣れて平常心で受験に挑めるのか、
それとも不安なまま受験に挑むことになってしまうのか、を決めてしまいます。
小論文もやり方や対策方法、コツがあります。
是非トライにそのサポートをお任せ下さい。