教育プランナーブログ

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愛媛県の皆さん、こんにちは!
公立高校入試傾向と対策今回は国語についてお届けします。

愛媛県公立高校入試の国語は、45分で大問5題が出題されます。
また、それとは別に25分で作文の出題もあります。
各大問の出題傾向・対策まとめましたので、受験勉強の参考にしてください。

【大問1】
2000字程度の説明的文章の読解問題です。文法問題が最初に1~2問出題されます。文の成分・品詞分類・活用の種類・活用形などよく出るものは整理しておきましょう。読解問題では、適語挿入・内容把握・語句の意味などが主に出題されます。記号選択だけでなく、抜き出しまとめるなど記述問題が多く出題されます。時間をかけがちですが、その後の問題を考えると、17・8分くらいで解けるよう十分に練習しておく必要があります。

【大問2】
漢字の読み読み取りが出題され、訓読み2問、音読み2問の構成となっています。難易度はやや難しく、中3で習ったものの出題もあります。読み方に関しては、音読み・訓読み共によく復習しておくようにしてください。

【大問3】
漢字の書きが出題され、音読み(熟語)2問、訓読み(送り仮名も含めて答える)2問の構成です。難易度は高くないので、ここは確実に取れるよう練習しておきましょう。 

【大問4】
2200~2400字程度の文学的文章の読解問題です。適語選択・表現把握・語句の意味・心情把握が主に出題されます。文章は大問1よりも長いですが、問題数は少なくなっています。記号選択問題もありますが、やはり記述問題が多いため、慣れていないと時間がかかります。冒頭に登場人物や場面を説明しているリード文があるので、初めにしっかりと押さえ、登場人物の関係性・場所・時間などなるべく多くの情報をしっかり把握してから本文に臨みましょう。全体の配分で考えると、12分程度で解けるように訓練しておくと良いでしょう。

【大問5】
古文の問題が出題され、小問4・5問の構成です。1問は必ず歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題が出題されています。細かい口語訳や語句の意味は出題されません。会話の主語を答える、理由説明や内容把握が中心となります。
ごく稀に詩が出題されることがありますが、ほぼ古文の出題となっています。

【作文】
25分で400字の作文を行い、配点は国語の50点中10点あります。最近の傾向としては、あるテーマと資料が与えられ、それについて気づいたこと・自分の意見を書いていく形式の問題が出題されています。
採点は表記・表現・内容の3項目がポイントです。原稿用紙の使い方の間違えや表記ミスは減点されます。基本的な原稿用紙の使い方を確認し、何回か実際に書いてみて、しかるべき人に添削してもらうなどして練習しておきましょう。

以上です。
漢文の出題がない、作文が別で25分ある、といった点が愛媛県入試の特徴です。また、近年は記述式で解答を求める問題が増加傾向にあります。
しっかり対策を練り、本番に臨むようにしてください。

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