2012年5月7日
愛媛県 教育情報 公立高校入試制度
愛媛県のみなさん、こんにちは!
今回は愛媛県の公立高校入試制度についてまとめました。
愛媛県の高校入試は内申点135点+学力検査250点の合計385点満点となります。
内申点は1年生から3年生まで学年別で見ても、科目別に見ても平等に配点されます。
各学年、9教科×5段階で計算されます。
学力検査は5教科×50点満点の合計250点となります。
ただし、理数科については数学と理科の得点を、
総合学科は5教科の中で得点が高い2教科の得点を1.5倍して、それぞれ75点満点とし、
検査を実施する5教科の合計が300点満点となります。
ポイントとしては、
中学校3年生の内申は3学期は対象外となることです。
後から慌てても間に合いません。
今すぐに取り組み、1・2学期で結果を残すことが重要です。
選抜方法は次の2段階となります。
■第一次選抜
調査書の点数が上位から募集人員の90%程度以内にある者のうち、
調書書の記録並びに面接及び実技テストの結果が良好な者を対象にして、
学力検査の成績の上位順に募集人員の70%程度の者を選抜します。
この場合、農業・工業・商業又は水産に関する各学科及び理数科においては
その学科を第一志望とする者が対象となります。
■第二次選抜
第一次選抜で選抜されなかった全ての者を対象に、
① 学力検査の成績に基づく得点
② 調査書点に基づく得点
③ 得点調査書の各教科の学習の記録以外の記録並びに面接及び実技テストの評価に基づく得点を用いて、
募集人員の30%程度の者を選抜します。
この場合においては、農業・工業・商業又は水産に関する各学科
及び理数科を置く高等学校における普通科の第二次選抜については、
その学科を第二志望とする者も対象に含むものとなります。
①、②及び③の合計は500点満点となります。
第二次選抜はあくまで救済措置となるので、
あくまで第一次選抜の基準値まで学力をあげておく必要があります。
まずはこの1学期のテスト結果が肝心です。
入念な準備を行って、各科目目標得点を定めて取り組んでいきましょう。