教育プランナーブログ

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確率・統計

1. 出題傾向

第3問で確率の問題が出題されました。

ここ数年、出題数・難易度ともにほぼ同じような問題が出題される傾向にあります。

 

「平成23年度 岩手県高校入試問題」

1、2、3、4の数字を1つずつ記入した4枚のカードで次のように2けたの整数をつくります。

まず、このカードをよくきって1枚ひき、そのカードに記入されている数字を十の位の数とします。

そして、ひいたカードをもとにもどして、よくきってもう1回ひき、そのカードに記入されている数字を一の位とします。

(1)できる2けたの整数は、全部で何通りありますか。

(2)できる整数の十の位の数が、一の位の数より大きくなる確率を求めなさい。

 

場合の数と確率の基本的な問題となっています。

(1)は全て書き出す方法と、計算で導き出す方法とありますが、(2)のことを考えると、全て書き出した方が簡単です。

(1)11、12、13、14、21、22、23、24、31、32、33、34、41、42、43、44の16通り

(2)(1)から抜き出すと、21、31、32、41、42、43、44の6通り。

  16通り中6通りで16分の6=8分の3

 

面倒くさがらずに、全て書き出していくようにしましょう。

 

 

2. 来年度の予想

ここ数年、傾向が変わっていませんので、今年も例年同様の内容となることが予想されます。

問題数も1問もしくは2問程度となるでしょう。

配点も変化がありませんので、4点または4点×2点となりそうです。

 

 

3. 対策

出題数も少なく、難易度も低いことから、基礎的な知識が求められます。

無理に計算で答えを出そうとせず、提示されている条件を全て書き出す事がポイントとなります。

教科書や授業で使ったノートをベースに基礎をしっかりと身につけること。

ワークや過去問などを解き、一回一回丁寧に全て書き出す練習をすることが大切です。

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