教育プランナーブログ

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2022年9月6日

偏差値とは?

みなさんこんにちは!

京都のトライさんです。

本日は模試などで良く耳にする、【偏差値】についてお話したいと思います。

よく偏差値という言葉は聞くけれど、「偏差値ってなんだろう?」「どんなふうに使えばいいのかな?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。こんな疑問を解決していただくために、なぜ偏差値が必要なのかということから偏差値の使い方までご説明いたします!

【どうして偏差値があるのか】

一言で説明すると、「異なるテストの得点を同じ基準で比較する」ために偏差値はございます。

少し難しいので、具体例を使ってイメージしてみましょう。

Aさんは中間テストと期末テストどちら平均点が45点のところ60点でした。

Aさんの得点

これだけ見ると、Aさんは成績が上がっても下がってもいないと感じてしまいます。

しかし本当にそうでしょうか?

それぞれのテストを詳しく分析してみると、

中間テストは最高点が90点で最低点が20点

期末テストは最高点が70点で最低点が35点でした。これを図で表してみると、

★・・・Aさんの得点

中間テストの方が点数に大きなばらつきがあり、期末テストはばらつきが少なかったと言えます。

このように自身の得点と平均点が同じでも、得点のばらつきが違う場合単純に2つのテストの点数を比べることはできません。

そこで偏差値の出番です!偏差値はテストごとに異なる点数のばらつきも含んで算出されるため、異なるテストでも同じ基準で成績を比べることができるわけです。偏差値を求める公式もありますが

そこで偏差値の出番です!偏差値はテストごとに異なる点数のばらつきも含んで算出されるため、異なるテストでも同じ基準で成績を比べることができるわけです。

偏差値を求める公式もありますが、ここでは簡単に

同じ得点・平均点でも、得点のばらつきが大きいと偏差値は低く、小さいと偏差値は高くなる

と覚えておきましょう。そうすると、Aさんは中間テストから期末テストにかけて偏差値が上がった、つまり成績が伸びたということになります。

【偏差値の注意】

ここまで読むと偏差値はすごく万能なように感じてきますが、偏差値にも注意すべき点が存在します。

それは「テストを受けた集団によって偏差値の出方は大きく変わる」ということです。

偏差値はテストのばらつきを考慮しますが、当然平均点も関係してきます。つまり自分のほかにどんな人たちが同じテストを受けていたのかも関係しているわけです。受験した集団が変わると単純に偏差値を比較することができないので注意が必要です。

本日はここまでになります。

偏差値を正しく理解し、成績管理に役立ててください!

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