2012年5月12日
熊本県 ノートの取り方を変えてみよう
今回はノートの取り方についてお届けします。
皆さんが使っているノートを1度見直してみてください。
見直した時に、何を学習したのか、ポイントはどこなのか、分かりやすく整理されているでしょうか?
黒板の文字を写しただけで、何がポイントなのか分からないノートになっていないでしょうか?
ノートを効果的に活用するポイントをいくつかご紹介します。
①授業中は「授業を聞く」場。「ノートを作る」時間ではない
→きれいに黒板を写し、見やすく完璧なノートを作るタイプの方がいますが、
ノート作成に集中するあまり授業の大事なポイントを聞き逃しがちです。
ノートは重要な事だけを記すようにした方が、集中して授業に取り組めます。
②カラフルすぎるノートは危険
→女子生徒に多い傾向です。たくさんの色を使い、きれいにまとめてあるのですが、
後で見直すと何が重要なのか分からなくなります。
使うペンは、黒(鉛筆・シャープペン)・赤・青の3色程度で十分です。
③右ページ・左ページを使い分ける
→左ページには主に板書を、右ページには先生が話した事をメモしたり、教科書の掲載ページを書き込むようにします。
数学なら右ページは計算スペースにしてもよいでしょう。後から見直した時に、復習しやすくなります。
④見出しは大きく、分かりやすく記す
→単元毎に見出しをつけ整理していくと、後から「どこの事なのか分からない」となってしまう事を防げます。
①~③に共通して言えるのは「自分が後から見直した時に、分かりやすいように整理されている」という事です。
ノートをとることが目的になってしまったり、ただ単に作業として板書を写していると、学習の効率は上がりません。
自分なりに「分かりやすいノート」を考え、明日から実践してみましょう。