教育プランナーブログ

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高校入試英語シリーズ、今回は単語・文法についてお届けします。

 

新学習指導要領への完全移行を受け、近年の公立高校の入試問題も

かなり変わってきていると言えます。

この移行により大きく変わった所は、学習する単語数が900語から1200語へと増えた事です。

そして、その目的として、「グローバル社会で共存する人物を育てる」事が掲げられており、

コミュニケーションを取る事に対し、積極的な態度を培うことが重要視されています。

 

こういった流れを受け、近年の入試問題では、文法事項をきちんと押さえる事よりも、

様々な表現を学習する事に重きをおいた出題が目立つようになってきています。

具体的言うと、「現在完了」や「受け身」などの文法事項は、

平成23年度には長文の中でさえも使われていません。

 

「学習する単語数が増えた」ことが、何を意味するか、新指導要綱の導入目的と合わせて

考えると、学習すべき内容が分かってきます。

「文法事項を押さえる」よりも、「様々な単語や表現に親しむ」必要が出てきているのです。

(もちろん文法も大事です!)

 

では、具体的にはどのような単語・表現を学習していくべきか考えていきます。

 

まず覚える単語数は1200語ありますが、これに関しては、教科書に書いてある単語を

全部覚えると、それだけで6割以上の点数を取ることが出来る様になっています。

教科書に出てきている単語は確実に押さえておきましょう。

 

頻出の単語としては「代名詞の格変化」が挙げられます。

必ず言えるように復習しておきましょう。

 

また、want to ~(~したい)、important (重要な)、better (もっといい)、a lot of ~(たくさんの~)、

famous (有名な)、popular (人気がある)等は頻出単語です。

上記の様な頻出の単語・表現はありますが、単語を覚え表現力を高める事は、

長文読解や英作文作成の力にも大きく関わっていて、非常に重要です。

頻出の単元だけに絞らずに、1200語覚えるくらいの勢いで努力した方が良いでしょう。

 

単語を暗記する際は、単語だけを丸暗記するのではなく、長文を読み込んで、

その中でどのように使われているかを覚える事が重要です。

単語を使用した例文で覚えていく事も効果的ですね。

 

単語の学習は早く始めるに越したことはありません。

非受験生の皆さんは、今からの努力が受験勉強を助けることになりますし、

受験生の皆さんは当然、今すぐにでも取り掛かるべきです。

単語を覚える事の重要性を認識し、努力を重ねていきましょう。

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