2012年10月16日
千葉県 推薦入試対策のポイント
こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
本日は、「千葉県 推薦入試対策のポイント」を、面接・小論文に分けてお伝えします。
■ 面接
面接は、「高校・大学に対して、自分を知ってもらうために行うこと」です。
この根本を忘れてしまうと、見当違いの回答をしてしまうことがあるので、忘れないようにしましょう。
「合格するためには・・・」と考えても、良い解答は作れません。
「自分を知ってもらうために!」と考えれば、面接の回答も作りやすいはずです。
自分を知ってもらうことで、初めて合格を手にすることができます。
■ 小論文
小論文は4つの段階に分かれています。それは、
「問題提起-仮説-仮説の検証-結論(提案)」です。
以下、それぞれの内容について書いていきたいと思います。
・問題提起(テーマ)
小論文全体の方向性を示す部分です。例えば、「今の子どもに必要なのは、ゆとり教育か」
という問題を提起すれば、「これから、ゆとり教育について書きますよ」と示すことができます。
・仮説(主張・立場・意見)
「Yes/No」のどちらの立場かしっかりと明記することだと思ってください。ここでも問題提起と同じく、
自分の意見を最初に伝えることで、論文全体のテーマが読み手に伝わります。
例えば、「No!今必要なのは、考える力を付ける教育だ。それはゆとり教育ではない」と書けば、
読み手は「この人はゆとり教育に反対していて、別の教育法について書くんだな」と
受け止めることができます。
・仮説の検証(理由・証明)
「自分の仮説(主張)が正しいか」、「なぜ自分はそのような意見を持っているのか」ということを
伝える段階です。つまり、【理由】を書く段階です。気をつけるのはただひとつ。
問題提起が仮説とズレないことです。必要なことだけを書くように心がけましょう。
また、書き始める前に、それが自分の主張に関する理由になるか確認しましょう。
・結論(提案)
「検証(理由・証明)の結果、このようにすべきだということが言える」など、
何か新しい方法を提案したりして文章をキッチリと締めましょう。
ここでも確認のため、問題提起に対する答えとなっているかどうか、
仮説と同じ主張で締められたかどうかを確認しましょう。
以上を参考にして頂いて、推薦入試対策に取り組んでいただければと思います。