2012年11月18日
千葉県 中学入試攻略法 ~市川中学編~
こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
本日は、「千葉県 中学入試攻略法 ~市川中学編~」をお伝えします。
各教科の構成と出題ポイントを挙げていきます。
■国語
物語と説明文の2題で構成されており、これと別に漢字問題も出題されます。
解答には読解力とスピードを要します。
選択式は5択。ひっかけ問題に慣れておく必要があります。また、記述式も出題されます。
合格目安は65%です!素早く正確な読解力を身につけましょう。
文章量は少ないですが、型にはまった解答が求められたり、選択肢が長かったりするため、
思ったより時間がかかります。ですから、常に時間を定めた学習計画を作成し、
速読・速解をする習慣を身につけてください。
読解力は、論説・説明文なら「指示語」「接続詞」「意味段落」「要旨」を押さえ、
主題を正確につかむ力を養いましょう。
小説・物語文ならこれに加え、「場面の変わり目」を押さえる学習を行い、登場人物の心情の変化を
理解する読解力を身につけましょう。
■算数
基礎力を鍛え、スピードを身につけておきたいです。例年15題程出題されています。
まんべんなく勉強し、思考力・計算力を養っておく必要があります。また、作図も出題されます。
単純な難問というよりは、解答までに手間が多くかかる問題がよく出され、
算数が得意な子でも時間切れになったり、ミスをしてしまうような問題など、
非常にクセのある出題傾向といえます。
とはいえ、難問ばかりが出るわけではありません。
計算分野からは、四則計算や□を求める還元算、一行問題分野からは、割合・比や数の性質など
基本・標準レベルの問題も出題されます。
難問は捨て、出来る問題でいかに得点を稼げるかが合格への重要なポイントとなります。
■社会
政治史をしっかりと学んでおく必要があり、時事問題も出題されます。
また、記述式が出題されるようになっています。ポイントとしては、
用語説明などを漢字で答えられるようにしておくことです。
■理科
化学・物理・生物・地学の4分野で構成されています。
グラフなど資料を読みとりながら問題を把握できるよう練習しておく必要があります。
加えて計算力もしっかりと身につけておきましょう。
以上を参考にしていただいて、受験対策に臨んでいただければと思います。