2015年12月16日
千葉県 活字を読むこととマンガを読むことの関連性
毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)と合同で実施した 「第61回学校読書調査」の結果には、
かつては「活字離れ」の元凶のように言われたマンガも 世界的にも評価される“MANGA”文化として、
教育現場でも価値が見直されつつある言われています。
調査は6月、全国の公立学校121校に通う小学4年~高校3年を対象に実施し、
1万2196人から回答を得たところ「昨日、本・雑誌・新聞を読んだ時間」を
小学生の20%、中学生の31%、高校生の51%が「0分」と答え、
活字を全く読んでいなかったそうです。
マンガについては「冒険やスポーツ」「友情や恋愛」など8ジャンルに分けて
「よく読む」「あまり読まない」の二択で質問。
活字を読んだ時間が増えるにつれて、
マンガを「よく読む」と答える割合も増える傾向が小・中・高に共通。
例えば「未来や空想の世界」を描くマンガを「よく読む」と答えた中学生の割合は、
活字を読んだ時間の回答が「0分」だと39%、
「15分以内」で43%、「30分以内」で50%、「1時間以内」は64%だったそうです。
過去にセンター試験でも手塚治虫先生の漫画が出題されています。
漫画を使った参考書も多数出ています。
ものの見方は時代によって変わっていきますね。