2013年5月28日
愛媛県 記憶力について
こんにちは。家庭教師のトライ愛媛校です。
今回は「記憶力」についてのお話をしたいと思います。
まず、「記憶」について説明をしますと、一般的に「短期記憶」「中期記憶」「長期記憶」の3つに分類されます。
「短期記憶」
・・・とりあえず必要だと思ったり、興味のある事(数分~数十分残る)を記憶する
「中期記憶」
・・・短期記憶に入れられた記憶のうち、興味のある事・理解した事
(1時間から1カ月程度残るが、約9時間で大半がなくなってしまう)を記憶する
「長期記憶」
・・・完全に理解が出来たときに記憶され、ほぼ忘れる事はなくなる。
(記憶の容量も無限大と言われている)
試験勉強には長期記憶が圧倒的に有利なので、
いかに長期記憶として頭の中に残しておくかが非常に大切になります。
よく一夜漬けで定期試験を受けられる方がいますが、一夜漬けは中期記憶に分類されると考えられますので、
その時に点数が良くても、いざ実力テストで思うように結果が出せないのは「中期記憶」から「長期記憶」へ
記憶の移行が出来ておらず、その場しのぎになっているからなのです!
では、どうすれば「長期記憶」へ移行させることが出来るのでしょうか?
ドイツの心理学者のエビングハウスは実験により記憶についてのメカニズムを忘却曲線で表しました。 (下表参照)
この曲線によると、
翌日には、74%を忘れ、26%を覚えている。
1週間後には、77%を忘れ、23%を覚えている。
1ヶ月後には、79%を忘れ、21%を覚えている。
と表わされます。
つまり、一夜漬けの場合は74%を忘れてしまう為、
テストが終わったらあまり記憶に残らず、実力テストの時に点数が取れないのです!
以上の事より、毎日の復習により、「短期記憶」「中期記憶」から「長期記憶」として
頭の中に定着させることで、安定して記憶力のアップに繋げる事が出来るのです!!
トライでは毎回の授業内で反復練習を行うことで学んだ事を確実に定着させます。
「家庭教師の先生に指導して貰って、記憶力をアップさせて、もっとテストの点数をあげたいな」
といったご相談が ありましたらお気軽にご連絡頂けたらと思います!
家庭教師のトライ 愛媛校