2013年11月9日
愛媛県 愛媛県立医療技術大学の傾向と対策~数学編~
こんにちは
家庭教師のトライ 愛媛校です。
前回は愛媛県立医療技術大学の傾向と対策の英語編をお伝えしましたが、
今回は数学編をお伝えします!
[数学Ⅰ・A対策]
■方程式と不等式
2次方程式の解の公式は正確に覚えて、素早く計算できるようにしておきましょう。
また、代入計算を式変形によって行う、複数の不等式を共通に満たす範囲を数直線を用いて考える、
などといった基本動作を繰り返し、確実にできるようにしていきましょう。
■集合と論理
必要条件か十分条件なのかを考えるには、矢印や集合の包含関係を用いると分かりやすいです。
命題の真偽を考える習慣を普段から身につけていきましょう。
■2次関数
グラフを描きイメージできるかがポイントです。2次関数のグラフが軸を中心として線対称であることを
利用した最大・最小問題、2次関数のグラフと2次方程式・不等式の解の相互間の言い換えなどを、
グラフで考える習慣を身につけていきましょう。
■図形と計量、平面図形
三角比の基本公式を身につけることが最も大切です。それに加えて、図形問題では
自分で図を描いて考えることが基本です。なるべく大きく図を描き、解き進めていく中で
分かった長さなどの情報を書き込んでいく習慣を身につけていきましょう。
■場合の数と確率
公式に頼るのではなく、樹形図などから数え上げの原理を理解することが極めて重要です。
これらの分野を効率よく学習するには、いきなり入試レベルの問題に取り組むのではなく、
教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題レベルへと、少しずつステップアップしていくのが
一番の近道です。
[数学Ⅱ・B対策]
数学Ⅰ・Aの基礎を完璧なものにしましょう。そのうえで、数学II・Bの基礎を固めておくことが、
数学を自分のものにしていく上で重要です。
■三角関数
加法定理から派生する倍角公式などを丸暗記でなく、導出過程も含めて理解し、さらに実際に
使いこなせるレベルまで達する必要があります。求めるものによって、適切な式変形が素早く出来るように、
まず加法定理を完全に理解しましょう。
■指数・対数関数
指数法則、及びそこから導かれる対数計算、底の変換の計算などがいかに正確に素早くできるかが
ポイントです。指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本事項を
理解した上で、計算のスピードを上げる練習をしましょう。
■図形と方程式、微分法・積分法
数学II・Bにおいて、毎年出題される面積の積分計算は、最も多くの時間を要する部分です。
素早く図を描いて、面積を求める際の領域を求め、積分計算を正確に素早く行う必要があります。
■数列
等差数列・等比数列の決定とその和、漸化式、群数列など出題テーマが多岐にわたる分野です。
項の規則性を考えることが重要です。日常学習においても、具体的(n=1,2,3,10くらいは計算しましょう)
に項を書き並べることを習慣化しましょう。
■ベクトル
内積計算、2直線の交点の位置ベクトル、ベクトルの垂直・平行条件、共線条件、共面条件などを
押さえておく必要があります。一つ一つ整理して、確実に理解しておきましょう。
これらの学習には、教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題と、少しずつステップアップしていくのが
一番の近道です。それぞれの単元についてしっかりと理解し、解けるように練習を重ねて行きましょう!