2013年11月13日
愛媛県 愛媛県立医療技術大学の傾向と対策~理科編~
こんにちは
家庭教師のトライ 愛媛校です。
あっという間に11月も半ばになります。後1カ月半で今年も終わりです!
今年はどうだったのか振り返るには少し早いですが、時間はあるので、やることをしっかりやって、
年末を迎えられるように心掛けましょう!
さて、今回は愛媛県立医療技術大学の傾向と対策の理科編をお話ししたいと思います!
理科は「理科総合A・理科総合B・物理・化学・情報関連基礎・生物・地学」と幅広くある為、
今回は「物理・化学・生物」を中心にお話ししたいと思います!
「理科(物理)対策」
■センター試験物理Iの特徴
センター試験の物理Ⅰでは高等学校における基本的な内容がきちんと理解できているかどうかが
問われます。まず、教科書の内容を習得することを目標にしてください。基礎を確かなものにしましょう!
■物理現象の表現法
近年では、図やグラフを利用させたり、短文の正誤を判断させたりといった問題が
多く出る傾向にあります。これらへの対策として、普段から問題の答だけでなく、
それに関係した考察をする癖をつけておきましょう。
具体的には、変数を変えて結果を吟味する、グラフを作ってみる、用語の定義を教科書で確認する
などです。センター試験は題材が教科書に載っている基本的な現象であることが多いので、
こういった対策は非常に有効です。
「理科(化学)対策」
化学Iは、「教科書を逸脱しない内容」の「良質な問題」を出題するという基本スタンスを
ずっと守り続けています。
例年、第1問と第2問が「物質の構造」、「熱化学」、「酸と塩基」、「酸化還元・電池・電気分解」、
第3問が「無機化学」、第4問が「有機化学」という構成で合計28~29問、平均点が60~65点
になるようなレベルの問題が出題されます。
知識を問うだけの単純な問題は少なく、出題の仕方が工夫されており、実力がついていなければ
容易には解けない問題が多く出題されています。
◆化学の理論分野を早期に固めよう!
センター試験では60分間で約30問の問題を解かなければならないため、
迅速な判断力と計算力が要求されます。センター試験の直前期になると、
無機化学と有機化学の暗記にかなり時間を割かれてしまうため、
計算問題には早い時期から対応しておく必要があります。
◆模試と過去問を活用しよう!
今までに受けた模試やこれから受ける模試の結果から、自分の得意分野と苦手分野が
明らかになってきます。苦手分野を重点的にチェックして間違えた問題は切り取ってノートに貼り、
それらを解き直すようにしましょう。また、センター試験ではここ数年間、過去のグラフ問題、
実験問題に類似した問題が出題されています。
センター試験本番で解答時間が足りなくなることのないように、過去問を多く解き、
センター試験独特の出題形式に慣れておきましょう。
「理科(生物)対策」
【第1問】細胞(細胞・体細胞分裂・卵割)
「細胞の構造や機能に関する知識問題」と「体細胞分裂と卵割に関する基本的な知識問題」が
出題されます。全体的に正確で幅広い知識が必要です。
【第2問】生殖と発生(植物の受精と発生、動物の精子形成、両生類の誘導)
「植物の受精と発生」、「動物の精子」、「両生類の発生」、「ウニの発生と受精」に関する問題が
よく出題されます。出題のすべてが、教科書の学習範囲ですので、内容をしっかり押さえていれば
解ける標準的な問題です。
【第3問】遺伝(遺伝子の本体、伴性遺伝、連鎖、三点交雑)
「遺伝子に関する知識問題」、「メンデルの法則」、「伴性遺伝」、「連鎖と組換え」、「三点交雑法」
に関する実験考察問題です。
DNA研究に関する基本的な知識、メンデルの法則は理解しておきましょう。
伴性遺伝の問題は、選択肢を必ず一つずつ読み込み、内容をチェックしましょう!
【第4問】刺激に対する動物の反応(ホルモン、筋収縮曲線)
「ホルモン分泌」、「血糖量」、「筋収縮曲線」の問題がよく出題されます。
知識問題よりも、実験観察問題が多く、資料を解釈できるようにしておきましょう!
【第5問】環境
植物に関する環境問題、動物に関する環境問題のどちらも出題されています。
難しくはないですが、時間のかかる問題ですので練習を積んでおきましょう!
以上、3科目の説明をさせて頂きました。
自分の得意な科目を受験して、得点源にしましょう!