2013年4月19日
京都府 発達障害・学習障害の学習対策と進路
こんにちは
京都の家庭教師の「トライさん」です。
今回は、発達障害・学習障害の学習対策と進路に関して取り上げます。
トライでは、マンツーマン指導の強みを最大限いかす指導を行っており、
マンツーマン指導を必要とされるご家庭に利用いただきたいと考えております。
発達障害や学習障害をお持ちのお子様に、学力向上のために、
自分に合った勉強方法を見つけていただきたいと強く願っております。
① 発達障害の知識
発達障害とは、生物学的・医学的要因による障害であり、知的障害を含まないもの(IQ710以上)を言う。
適切な教育を受ける機会があれば、十分な学習能力を発揮できます。
・LD〈学習障害〉
聞く、話す、読む、各、計算する等の能力の内、特定の物の習得や使用に著しい困難を示す。
Ex)文章を読んでも理解やイメージが出来なかったり、黒板を上手く書き写せない等。
俳優のトム・クルーズも幼いころからこの障害をもっています。
・ADHD〈注意欠陥・多動性障害〉
情動的・多動性を特徴とする、行動面の障害。社会的な活動や学業の機能に支障をきたしてしまう。
Ex)授業中などに、すぐに席を立ってしまう、気が散りやすい、集中出来ない、等
・広汎性発達障害〈高機能自閉症やアスペルガー症候群〉
自閉症は主に3歳ぐらいまでに現れる。他人との社会的関係の形成困難、言葉や発達の遅れ、
興味・関心の極端な偏りなどを見せる。
Ex)時間の変更などに臨機応変に対応できない、待てない、状況がなかなか読めない、など。
② 発達障害に対する具体的な対処
個々によって症状も異なるため、その子の特性を伸ばし、苦手ではない勉強方法をしてあげることが一番大切。
学習のポイント:否定せず褒めてあげる、本人のペースに合わせた勉強を繰り返す、興味を引き出すことが大事。
例)
トム・クルーズは文字を読み取る力が弱く、台本などを読んでもらい音声で記憶しています。
ADHDの生徒さんに対しては、短いスパンで10分おきぐらいに勉強の内容を変える。
自閉症の生徒さんに関しては、図に表したり、文章も「言う」のではなく「見せる」など。
③ 進路について
「知的障害」の障害者手帳を持っているかいないかで、進路は大きく異なってきます。
・障害者手帳を持っている場合⇒特別支援学校など
・障害者手帳を持っていない場合⇒公立高校や私立高校
また、高卒の資格が取れる専門学校等も進路に選びやすい。
④ 懸念される、二次障害について
発達障害はきちんと対処されないと、
対策しない⇒困難にぶつかる⇒周囲のサポートが無い⇒自身が無くなる⇒新たな障害
と、二次障害が起きる可能性が高まるため、早期の発見と個々に合わせた対応が必要とされています。
Ex)対人恐怖症、ひきこもり、不登校、家庭無い暴力、アルコール依存症、ネット依存症など。
ぜひご参考いただければと思います。
お子様に合った学習方法が必ずあるはずです。