教育プランナーブログ

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今回からはセンター試験と三重大学二次試験の傾向と対策についてお伝えします。

まずは国語の対策についてご案内します。

 

◆センター試験
【問題数・構成】
大問4問(評論文1問、小論文1問、古文1問、漢文1問)
各大問ごとの設問数は6問ずつ、配点は50点ずつです。

 

【傾向】
①評論文
 漢字1問、内容説明問題3問、理由説明問題1問、文章表現把握問題1問
②小論文
 語彙力1問、身上把握問題3問、表現理解問題2問
③古文
 語句問題1問、文法問題1問、理由説明問題1問、
内容説明問題1問、心情説明問題1問、表現鑑賞問題1問
④漢文
 語句問題1問、解釈問題1問、書き下し問題1問、理由説明問題1問、
空欄補充問題1問、趣旨説明問題1問

 

【対策】
①評論文
 漢字・語句の基礎知識を固める事が必要です。

 また、センター試験は文章量が多いので、日頃から問題文を速く読むトレーニングをするとよいでしょう

 どこに筆者の主張があるのか、どこが重要なのかを素早く見つけられるようにしましょう。
②小説文
 ついつい作者や物語に感情移入しがちですが、作者ではなく出題者の意図を客観的に捉えるようにしましょう

 語句に関しても、正確な意味を知っておく必要があります。日頃から辞書で正確な意味を調べる癖をつけましょう。
③古文
 古文単語・文法の基礎固めが必要です。

 また、出題される作品の情報を持っているかどうかが問題を解くスピードに関わってきます。

 作品の現代語訳を読んでおき、作者の考え方を知っておくのもよいでしょう
④漢文
 返り点や、重要句法、漢字の用法や読みなどの基礎知識が必要です。

 使役・受身・反語・疑問・否定など句法の力も必要です。

 

 

◆三重大学 二次試験
【問題数・構成】
大問4問(評論文1問、小論文1問、古文1問、漢文1問)

 
【傾向】
①評論文
 漢字1問、内容説明問題2問、理由説明問題1問
②小論文
 内容説明問題2問、理由説明問題1問
③古文
 文法問題1問、理由説明問題1問、内容理解問題1問
④漢文
 書き下し文問題1問、語句説明問題1問、内容説明問題1問
 ※どの設問も、20~80時程度の字数制限つきの説明問題が中心となっています。

 
【対策】
①評論文
 現代的な課題について出題される傾向があるので、

 新書や新聞の文化欄を読む習慣をつけ、幅広い知識や教養を身につけておくとよいでしょう
②小説文
 昭和の作品が出される事が多いので、その時代の作品に慣れておくことが必要です

 便覧や作品評などを読み、作品に対する内容理解を深めるとよいでしょう。

 人物関係をふまえた心情理解の問題がよく出されますので、文章全体を読み内容を把握する力が必要です。
③古文
 出典が多岐にわたっていますが、内容としては基本事項、古典常識が要求されます

 そのため、高校の教科書や問題集での学習を徹底しましょう。
④漢文
 古文同様、内容としては基本事項や教科書レベルの内容が多いです。

 基本句形や読み、漢文の基礎知識を身につけるため、問題演習を繰り返しましょう

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