2012年6月29日
千葉県 学習指導要領の改訂
こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
本日は、小学生に向けたご案内をさせていただきます。
学習指導要領の改訂に伴い、教科書が一新されました。新教科書は学習内容が増え、難易度も上がっています。
特に強化される算数は、ゆとり教育時代の10年前と比べ、教科書のページ数が約1.7倍になったともいわれています。
また、たとえば算数では、これまで小学3年生で教えられていた内容が、
1つ下の2年生で教えられるなど、学習内容も子どもにとって難しくなってきています。
さらに、新学習指導要領では、基礎知識の「習得」とともに、知識の「活用」や「探求」が掲げられています。
今までのように教科書を理解し、計算できる、漢字が書けるというだけでなく、
「学んだ知識を使う力」や、「自ら課題をもって学ぶ力」を育てようとしています。
たとえば、算数では、正しい答えを出すだけでなく、「どうしてその答えに至ったのか?自分の考えを説明させる活動」
や、国語では、それまでに読んだ物語を参考にしながら、「自分で物語を作り発表する」といった活動が増えています。
このため、学習内容のより深い理解や、さらに「思考・判断・表現」の力が求められます。
しかし、「思考力・判断力・表現力」が子どもにつき始めている中で、学習内容も質・量アップに伴い、
授業進度に余裕が持てない状況です。さらに、学校が個人的なフォローをするには限界があり、
家庭での関わりがさらに重要になってきています。
今後は、家庭のなかで、日頃から宿題やテストを確認してあげたり、学校の授業の様子などもよく聞いてあげたりして、
困っている様子がないかお子さんに気を配ってあげることが重要であり、
もし問題を感じたら、親子で話し合ったり、早めに先生に相談するなどの対応がこれまで以上に大切だと言えます。
以上を参考にしていただいて、今後の学習に繋げていって頂ければと思います。
また、トライでは「トライ式学習法」といったものを使って指導を行っています。
指導したこと・説明したことを、お子様に自分の言葉で説明をしてもらうことで理解を深める「ダイアログ学習法」
お子様の性格・タイプ別に合わせて指導を行う「エニアグラム」等、一人一人に合わせた指導を行っています。
気になる方はご気軽に連絡を頂ければと思います!