2011年6月6日
熊本県 県立高校入試(数学)傾向と対策
熊本県立高校入試の傾向と対策について。今回は数学です。
平成22年度入試は、大問7つの構成でした。
①計算問題 ②小問群(今年度は和と式、平面図形、関数など) ③確率 ④空間図形と方程式の複合問題
⑤規則性 ⑥関数 ⑦選択問題(図形の証明)
計算問題や確率・図形の証明など一部定番の問題はあるものの、基本から応用まで幅広く出題されており、分野を絞った対策は難しいと言えます。他県に比べ難易度もやや高いため、実力アップを計画的に進めて行く必要があります。対策としては以下の2点で、数学を志望校の合格点以上取りたい方は前者、数学は最低ラインをキープし他の科目でカバーしたい方は後者を参考にしてください。
◎夏休みが終わるまでに、中1~中2までの基礎を固めます。わからない点は早期解決をして下さい。9月以降は共通テストの対策と合わせ、問題演習を行い応用力や思考力を養っていきましょう。解法のポイントや整理、活用する知識を問題ごとに確認しながら進めて行くことが重要です。
◎計算問題と小問群は確実に回答できるように基礎を固めます(整理と対策などのA問題)。大問3からは標準~応用・発展レベルになりますので、志望校合格点から逆算し、必要得点が解答できるレベルまでの知識を身に付けます。昨年度も、入試まで時間がない中で、計算と小問群、大問の(1)だけを得点して合格した受験生もいました。
自身で入試対策を立てることが難しい場合は、ぜひトライの教育プランナーまでご相談下さい。