教育プランナーブログ

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第4回目は大学受験対策法になります。

秋からの動きとして、志望校の絞り込み、センター対策、個別学力試験(2次試験)対策のポイントを示しますので参考にしてください。

 

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これからの一般入試対策としては、夏休みに苦手単元の克服などを順調にこなせたかどうかが重要となります。

春から夏に培った基礎学力を土台にして、秋からは応用力・得点力の強化がテーマとなります。

 

高校3年生は、夏までの模試の結果をあまり気にする必要はありません。

むしろきちんと見直しをし、課題を把握することが大切です。

夏までは、現役生と浪人生では当然成績に差があります。

秋からは、模試の受験回数を増やし、合格判定・得点率を意識しながら応用力・得点力を養成していきましょう。

 

≪志望校の選択≫

科目数を増やして取り組む難しさを考えると、今から国公立を志望するのはおススメできません。

逆を言えば国公立大学の受験対策は高校1・2年で着手しておかなければいけません。

目標が私立大学であれば、志望校・努力校・合格確実校など三段階に分け、複数校に絞り込ましょう。

 

≪秋からのセンター試験対策≫

過去問題に多く当っておくことをお勧めします。

センター試験では、限りある時間の中で多くの問題を解く必要があります。

じっくり考えて答えを出す時間はありません。数学ならば公式を知っている上で活用できないと時間が足りません。

これに対して個別学力試験は、公式の導き方を知っていれば問題を解くこともできますし、その時間もあります。

 

過去問の取り組み方としては、

①最低過去3年分、できれば5年分は繰り返す

②選択を予定している教科・科目に取り組む

③予定していた科目よりも他の科目が得点しやすいと判断できれば、受験科目変更も考慮する

 (よくあるのは地理・歴史から現代社会への変更など)

 

志望校の目標が7割であれば、全科目でそれぞれ7割以上得点する必要はなく、合計点で7割確保できればよいのです。配点も均等の場合は少なく、科目によって異なることが多いので、配点の多い科目に時間をかけ重点的に学習しましょう。また得意科目の配点が高くなっている大学を志望校にすることも選択肢として考えてみましょう。

 

≪国公立大学を狙う方へ≫

センター試験の対策を第一に考えて学習しましょう。

センターの成績次第で合否が決まると言われます。2次試験の配点がよほど高くないと逆転は難しい場合が多いです。

センター試験の準備をしながら、個別学力試験と重なる科目には時間をかけて記述問題の対策を行いましょう。

記述の対策に自信が持てるようになれば、センター対策も自ずとできることになります。

個別学力試験の対策は、私立大受験の記述問題対策と変わりません。

 

≪受験勉強の鉄則!≫

1冊の参考書を最後まで仕上げましょう!

新しい参考書に目移りし手を出して、最後までやり通さないことが最も良くないパターンです。

薄い参考書でも良いので、必ず最終ページまで取り組み、内容をマスターしましょう。

「この内容は参考書のここに書いてあった」など自然に頭に浮かぶくらいまで使い込みましょう。

このことで知識の定着に対して自信が身に付きます。

 

秋以降の模試の見直しの中から、参考書に立ち返り、知識に深みを備えて行きましょう。

 

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次回より科目別の対策法をご案内します。ご期待下さい。

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