2011年11月22日
熊本県 【大学受験】受験校の選び方
大学受験においての受験校選びのポイントをお伝えします。
受験生の方の再確認だけでなく、これからの受験生の方にとっても早期の目標設定は、
今後の学習への取り組みを明確なものにします。ぜひ参考して下さい。
2010年度の四年制大学への進学率は全国50.9%。昨年に続き半数を超え、新設される大学・学部も多くあります。
大学進学が特別なことではなくなってきたこの時代に、目的もなく入学するのは4年間の授業料と時間の無駄です。
大学進学は人生の関門の一つであり、大学生活の過ごし方がその後の人生を大きく左右します。
21世紀社会のキーワードは「5K社会」と言われています。5Kとは、
「高度情報化社会(IT)」
「高度技術化社会」
「高齢化・福祉社会」
「国際化社会」
「環境・保全社会」
です。
以上のキーワードに関する分野・関連学部・学科を志望する学生が年々増加傾向にあります。
やりたい職業を決めると、関連する学部・学科から大学が絞られます。
さらにそこから自分のレベルや地域に合わせて、条件に合う学校を選んでいくと、志望校を絞り込むことができます。
また、自分の好きな科目などから進路を選択し、理系・文系から学部・学科・大学を選択する場合も多く見受けられます。
単に点数が取れるから・問題が解けるからではなく、興味を持っていることが大切です。
ある1科目を好きになることで、勉強のやり方がわかり、他の科目へも好影響を与えることがあるからです。
「大学全入時代」…大学入学者数と志願者数が同数になる
と言われて久しく、11年春に卒業する大学生の就職内定率も77.4%に留まっています。
そのため、人気のある大学へ学生が集まる、二極化・三極化が見られています。
人気のある大学とはどういう大学か。
従来は受験生の偏差値による学力差ではかってきましたが、近年新たな基準が出てきています。
それが、大学の研究結果であり、就職活動の充実であり、資格取得率・国家試験合格率 などと言えます。
研究が世界レベルに達している大学は世間の評価が高い、就職の面倒見が良い大学は学生の信頼が厚い、
というように、「大学名」でその大学の価値をはかっていないので、
これまでいわゆる「無名大学」と呼ばれていた大学への進学も見直されています。
冒頭にもありましたが、就職やその後の人生プランまで考慮して志望校選びを行うことが必要です。