教育プランナーブログ

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熊本県の皆さん、こんにちは!トライさんです。
本日は熊本県立中学校(宇土中・八代中・玉名高校附属中)の入試傾向と対策についてお話いたします。
まず、試験内容を一緒にご覧ください。
①適性検査Ⅰ(50分)
国語領域、社会領域に基づいた適性検査問題とする。
②適性検査Ⅱ(50分)
算数領域、理科領域に基づいた適性検査問題とする。
さて、領域別に入試傾向と対策についてご紹介します。
適性検査Ⅰ
年度  問1         問2          問3
30
新聞記事・会話文・文章  歴史・地理・公民     作文
地域の文化関連        融合問題      地域の文化
米づくり関連
29
地理・公民        論述・作文
熊本県の特産物      豊かな言語感覚
農業・漁業問題      豊かな言語感覚とは?
28
歴史・地理        説明文・作文
日本の近代化       共通語と方言
日本の貿易        共通語と方言の使い分けとよさ
27
公民・地理        説明文・短歌・作文
給食と地産地消      日本語の特色
各地の米づくり      日本語の食感表現についての考え
農業の課題
26
地理・公民        説明文・作文
日本の工業        渡り鳥
ごみ問題         自然環境保護についての考え
<国語>
入試傾向:
・平成30年度は以前と違って、作文を問3に移動。
・新聞記事という新たな題材が出てきた。
・問題の一貫性が強くなり、融合問題が倍増。
・資料が複数がある。
入試対策:
①漢字問題の点数を確実にとる。
日ごろから漢字を使ってノートをとりましょう。
筆順もくれぐれご注意ください!
②出題形式に慣れておく。
平成30年度では、出題されるパターンが変わったが、心配する必要がありません。
日ごろからさまざまな出題形式に触れて練習すると、慣れておきましょう。
③落ち着いて資料を読み込むことが重要。
問題が基本的に資料に踏まえているので、落ち着いて一つ一つの資料を読んで、使いこなしていく力が求められています。
④ざまざまなことに興味を持つ。
学校で習うこと以外でも、いろんな社会問題にも興味を持って、自分なりの考えを書いてみましょう。
それに、毎日新聞記事を読むこともおすすめです。
<社会>
入試傾向:
・全体的に、毎年地理の問題が定番!
・資料やデータを用いる分析問題も出題されている。
・時事問題と地域関連の問題が多い。
入試対策:
①地域関連の情報が大事!
特に熊本県のニュースに日ごろから注意しておきましょう。
②環境や産業などの社会問題に興味を持つ。
社会領域の問題にも国語領域の作文と同様、自分なりの考えが求められいます。
③グラフや統計表が多用され、細かい部分にも油断しないこと。
分析問題にかかわるデータや資料などをきちんと読んでいくことがポイントです。
適性検査Ⅱ
年度  問1            問2
30
算数              地学
小数の演算           太陽の動き
平面図形 面積比        雲画像・気温
分数の演算         
29
算数・物理            物理
小数分数の演算         ぶらんこ実験
物体の体積           (重力)
ふりこの動き 
28
算数               生物
分数の演算           葉の色の変化実験
当番表の回し方(時計算)    (だ液の働き)
旅人算             顕微鏡使い方
平面図形            人間の新陳代謝
27
算数              物理
小数整数の演算         電磁石実験
立体図形(円柱)容積算     電気回路
平面図形 面積算
26
算数                    地学・化学
小数の演算           気温の変化と露
平面図形 面積比        氷・水・水蒸気
分数の演算
<算数>
入試傾向:
・グラフ・統計と伴い、小数や分数などの計算問題が多く出題される。
・文章題が圧倒的に多い一方で、理科との融合問題も出題される。
・図形問題に関しては、面積を求める問題が多く出題される。
入試対策:
①簡単そうに見える計算問題も要注意。
点数を確保するため、計算問題の演習を繰り返し、自然に正確性とスピードを身につけましょう。
それに、グラフも読み方や単位の見間違いにも注意しておきましょう。
②問題パターンの蓄積をどんどん増やしていこう。
融合問題も出題されているため、様々な問題パターンに触れることが対策となります。
普段から、できる限り多くの演習を行い、解き方を理解し、自在に使いこなせるようにすることが大事です。
③時間を図りながら演習を繰り返すことが一番効果的!
算数の問題を解く時、確実性と同様に重要なのは時間配分です。
それに、ケアレスミスを防ぐために、10分ほどの見直し時間が大事です。
<理科>
入試傾向:
・教科書は出題の原点
・理科全分野から出題されている。
・国語力と思考力が求められている。
・日常生活と関連ある事象を題材とした問題が出題される。
入試対策:
①教科書を徹底的に読みこんでおきましょう。
理科の問題には教科書の内容を理解や応用できなければ解けない問題が多いです。
まずは、知識の原点すなわち教科書をしっかり読みこんでおきましょう。
特に、実験器具(顕微鏡とか)の正しい使い方を把握することもポイントです。
②まずは生物と地学から。
理科全分野から出題されていますため、どの分野でも油断してはいけません。
受験勉強には覚えやすい生物と地学からしましょう。
③過去問を活用して繰り返して練習しましょう。
問題文の量がかなり多いため、国語力が求められています。
そして、他の分野との融合問題も出題されていますので、思考力も大事です。
同系統の融合問題を過去問を活用して解いておきましょう。
④普段からいろんなものに関心を持っていきましょう。
平成26年度の過去問で<物干しざおに露がつく>問題は典型的な例です。
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