2011年12月12日
京都府 苦手科目克服(高校入試頻出単元・社会編)
今回は社会の苦手科目克服についてです。
克服のカギはズバリ、『敵を知る』ことです。
「京都府の高校入試・社会の試験をどう乗り越えるか」
過去の出題傾向を分析すると、その答えは見えてきます。
京都府高校入試の社会の出題タイプは、大きく3つのタイプに分かれます。
タイプ① 語句や説明文の選択問題(記述含む)
このタイプは、用語の説明ができること・用語が書けること、の2つの力が必要です。
用語の覚え方としては、ワークや模試の問題を通して、とにかく“分からない用語をなくすこと”。
覚えていない用語に関しては復習ノートを作り、用語をストックしていくことが効果的です。
タイプ② 歴史背景を理解しているかを問う問題(並び替え問題含む)
このタイプは、歴史上の出来ごとを時系列に把握していることが必要です。
基本はワークと模試の活用。時系列の問題を解き、復習する際に、出来事を時系列順に並べて、
視覚的に分かりやすくまとめていきましょう。
タイプ③ 図や表から情報を読み取る問題
このタイプは、知識を問うと言うよりは、表から情報を読み取る能力を試されています。
地図、表、グラフなど様々なタイプの出題されています。
よって、過去問に取り組むことで情報を読み取る訓練をすることが効果的です。
では、この3タイプの問題は、全問題の中でどのぐらいの割合を占めるのでしょうか。
過去3年分の入試傾向を分析してみました。
タイプ①→44%
タイプ②→33%
タイプ③→23%
この数字を見て、皆さんはどう感じますか?
ハッキリしていることは、用語を覚えただけ(タイプ①が解けるだけ)では、
全体の半分も得点できないということです。
用語を覚えるのと同時に、時系列を意識しましょう。(タイプ②)
そして出来るだけ早く実践問題に取り組みながら(タイプ③)、並行して用語も覚えていきましょう。
これでかなり敵を知ることができたのではないでしょうか?
あとは『己を知る』ことです。
「自分はどのタイプの問題をどのように対策すればいいのだろう?」
抱える課題はひとりひとり違います。
トライでは、1人1人のお子様の学習状況に合わせて、
「何を」「どれだけ」「どのぐらいのペースで」取り組むかという、オーダーメイドのカリキュラムを作成します。
受験までの貴重な時間をトライで効率的に使っていくのも1つの手です。