2014年12月18日
京都府 志望校別対策 大学受験編
こんにちは。京都のトライさんです。
今回は、京都の大学受験の志望校別対策について簡単にお話しをします。
「学生の町それが京都」
京都府は大学の多い町です。
京都大学、京都府立大学、府立医科大学、京都工芸繊維大学などの国公立大学をはじめとして、
関関同立の中では同志社大学、立命館大学、産近甲龍の中では京都産業大学、龍谷大学があります。
その他最近人気なのが佛教大学、京都橘大学、京都外国語大学です。
トライの受講生でも志望する生徒の多い大学です。歴史のある町なので
私立学校の多さも全国で有数です。
今日は各学校の対策、特徴についてお話しします。
立命館大学、京都産業大学、京都橘大学を取り上げます。
▼立命館大学
立命館大学は先進的な大学として知られています。
入試方式も多彩で、他の大学に先駆けていろいろな取り組みをしています。
公募推薦はありませんが、2月に入試結果の分かる入試方式として、大きく分けて
三教科型、英語総合型、センター試験併用方式、センター試験方式があります。
しかもそれらの方式はさらに細分化されます。
得意科目によって一番有利な入試方式を選ぶことが入試突破の鍵になります。
科目ごとの対策は、英語について取り上げます。
◎英語は読解以外の問題の攻略が鍵
立命館大学の英語はマーク式で出題され、読解以外の文法、語法、会話分問題の出題が
全体の六割近くを占めるのが特徴です。読解がメインで出題される大学が多い中で
これは高い出題比率だといえます。そして、単語、文法、構文の出題のレベルは
基本から標準レベルではあるものの、時間内に読まなければならない英文の量が多いのが特徴です。
▼京都産業大学
京都産業大学は京都の北部にあり最近は付属の中学の人気も高まっています。
ただ立地が山の中なので、携帯が圏外になることもたまにあるようです。
入試の方式も多彩で、大きく分けて公募推薦、AO入試と一般入試に分類されます。
今回クローズアップするのは人気の公募推薦です。
◎調査書の評価が高い場合は総合評価型が有利
大きく分けて総合評価型と基礎評価型があります。
総合評価型は調査書、英検、漢検、文化活動(吹奏楽、合唱、弁論、囲碁、将棋等)、
生徒会活動を点数化し、入試の得点と合算して合否を判定します。
基礎評価型は本番の成績のみで合否を判定します。
調査書の成績が良かったり、英検や漢検の2級などの資格に合格していれば
総合評価で出願したほうが有利と言えます。
ではどういった対策をすればいいのでしょうか?
科目ごとの対策は、英語を取り上げます。
◎英語の難易度はセンター試験よりすこし易しめ
出題はマークシート方式です。例年四題出題されています。
文法、語彙、読解はセンター試験よりすこし易しめですが、
会話文ではあまり目にする慣用表現も含まれるので注意が必要です。
京都産業大学の過去問とともに、センター試験の過去問に取り組んでいくと良いでしょう。
▼京都橘大学
◎看護学部、救急救命学系コースが人気
京都橘大学は山科にあり、滋賀県からもたくさんの学生が通学しています。
看護学部の人気も高まっており、河合塾の偏差値は52.2です。
看護学部に関しては産近甲龍と同レベルの難易度です。
また特徴のあるコースとして現代ビジネス学部の都市環境デザイン学科が挙げられます。
この学科のなかの救急救命学系コースは救急救命士の資格をとるためのコースになります。
公務員(消防士)採用試験対策も万全で、消防士になりたくてこの学科を受験する生徒さんも多いようです。
科目ごとの対策は国語を取り上げます。
◎文学史、四字熟語、ことわざ、故事成語、慣用句の対策は必須
回答方式はすべてマーク式で例年評論文が出題されています。
難易度は基本的なものばかり。ただ例年、文学史、四字熟語、ことわざ、故事成語、慣用句が
出題されているので、国語便覧を使った対策が必要です。
文学史は特に明治以降の有名作家の作品と近代文学史はおさえておきたいところです。
いかがでしたでしょうか。
京都には大学もたくさんありますし入試方式もたくさんあります。
また教科ごとの対策も様々です。大学選びに迷うところです。
迷っている方はぜひトライにご相談ください。
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