教育プランナーブログ

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前回は夏休みの宿題シリーズ第1回目として、読書感想文のポイントをまとめました。

今回のテーマは「自由研究」です。

自由研究に頭を悩ましている人も多いのではないでしょうか。

今回はその自由研究のテーマ設定やまとめ方のポイントについてまとめます。

 

まず、自由研究の最も大事なこととして、テーマを決めなくてはなりません。

しかし、テーマを決めると言ってもなかなか難しいと思います。

テーマは、理科の授業で取り扱った内容から発展させたことや、

ニュースなどで取り挙げられていて不思議に思ったことなどを挙げてみましょう。

 

例えば、自分の家の周りや登下校の通学路の周りの自然について調べるのはどうでしょうか。

川があれば生物がいるでしょうし、草木について普段気付かないところまで調べることもできます。

もしくは、山や川、海などに出掛けるのであれば、

そこでの自然について調べてみるのでもいいでしょう。

 

次に研究結果のまとめ方についてのポイントです。

流れとしては、実験の動機、目的、材料と方法、結果、考察(まとめ)、感想、参考文献などです。

 

まず、最初に書くことは、実験の動機です。

自分がなぜこのテーマを選び研究することにしたのかについて書くようにしましょう。

 

そして、次は目的です。

この研究では、何を目的として、何を調べるために実験・観察をしたのかまとめましょう。

 

次は、材料と方法です。

何を使ってどのような方法で調べたのか書きましょう。

材料や方法は箇条書きでまとめると分かりやすくなるでしょう。

 

そして、結果です。

結果は、グラフや写真などを使って見やすくまとめることがポイントです。

ただ、文章で書くよりも読む人にとって伝わりやすく、分かりやすいものになります。

また、結果をグラフなどでまとめておくと次のまとめを書くときに便利です。

 

そして、考察・まとめです。

ここが自由研究における一番大事なポイントとも言えます。

この研究の結果から何が分かったのか、何が言えるのかです。

例えば、実験の前に自分で仮説を立てていたのであれば、実際に調べるとどうなったのか、

もしくは、結果からどのような傾向があると言えるのかなどを書くようにしましょう。

あくまでも結果からの考察ですから、参考にした本やインターネットのページの内容と

違っていた場合には、「実験は失敗した」だけではなく、どうして失敗したのかなどについて

まとめ、時間があればもう一度調べるようにしましょう。

 

最後は感想と参考文献です。

感想は、この研究でどう感じたのかについてまとめてください。

また、研究を進める時に参考にした本やインターネットのページがあれば、

箇条書きで最後に書いておきましょう。

 

以上が書き方の流れですが、研究を進める時にはどれぐらい時間がかかりそうなのか

きちんと計画を立てて、夏休みのはじめから少しずつ進めるようにしましょう。

自分が疑問に思ったことを調べて、すばらしい研究を作り上げましょう。

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