2013年7月27日
三重県 食と教育
こんにちは、家庭教師のトライ三重校です。
夏の本番といった暑さが続いています。
さて、今回は小学生・中学生のお子さまを持つお父様・お母様を対象に、
「脳を形作る脂」という一風変わったテーマをお送りします。
【なぜ「脂」を取り上げるのか?】
テーマにもある通り、今回メインに取り上げるのは「脂」です。
「脂」というとあまり摂取すると良くないものというイメージがあると思います。
しかし、脳の50%以上は「脂」でできているため、
特にぐんぐんと脳が大きくなる成長期には、非常に重要な物質であると言えるのです。
夏休みは食生活も偏りがちです。
そこでどのような脂を取って欲しいかということを伝えるために「脂」を取り上げます。
【良い脂と悪い脂】
脂を大きく分類すると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の二つに分類することができます。
この違いを簡単に説明すると、さらさらな脂が「飽和脂肪酸」、どろどろの脂が「不飽和脂肪酸」だと言えます。
これら二つの脂を偏って取ってしまうと、どのような脳ができるか、容易にイメージできると思います。
「不飽和脂肪酸」ばかり摂取した脳は、カチカチの固い脳、
「飽和脂肪酸」を十分摂取した脳は、柔らかい脳が出来上がります。
脳の柔らかさは、そのまま情報伝達の素早さ、正確さに直結します。
マウスを使った実験も行われているそうですが、
「不飽和脂肪酸」ばかりを与えたマウスは、「飽和脂肪酸」ばかり与えたマウスに比べて、
迷路を抜け出す時間が格段に遅くなってしまったそうです。
では、肝心のどのようなものを食べれば良い脂「飽和脂肪酸」が得られるのかに触れていきます。
【良い脂を取るために】
簡単に分類すると、
良い脂は、サバやイワシなど青魚に多く含まれます。
悪い脂は、肉やスナック菓子に多く含まれます。
夏休み、家にいる時間や、遊んでいる時間はどうしても増えてしまいます。
運動もせず、スナック菓子を食べていると、摂取した「不飽和脂肪酸」は、
全て脳を形作る要素として吸収されてしまいます。
そうならないようにお子さまに与える「脂」には十分注意して下さい。
【夏の勉強のお力添えに】
私たち教育プランナーも、「教育のプロ」として、
日々こういった教育に関する様々なジャンルの情報を集めています。
トライでは、無料の学習相談を行っております。
お子さまの夏休みの勉強に関するお悩みがおありの場合、
是非、私たち教育プランナーをお役立て下さい。