教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、生物分野の傾向と対策についてお伝えします。

 

生物分野も理科の他の分野同様、平成23年度の前期・後期入試ともに25点分出題されており、

正答率は理科の中で一番高く、66.6%でした。

 

前期入試の出題内容は、大きく3つです。

1つ目は、大問1の小問集合内に出題された、セキツイ動物について書くものです。
大問1は、理科の全分野の総合問題で、各分野から1問ずつの基本的な出題です。

配点は3点ですが、正答率が90.4%とかなり高くなっています。
ここで確実に得点できるよう教科書にある用語は普段からチェックし、正確に書けるように練習していきましょう。

 

2つ目は、「光合成のはたらき」についてです。
光合成に関する問題は、実験に用いる植物を変えてしばしば出題されるようです。
ただ、教科書で扱う実験から出題されているので、教科書の内容を整理し説明できるようにしておくと良いでしょう。
配点は10点分、正答率は75.3%でした。

 

3つ目は、「エンドウの遺伝」についてです。
平成23年度は、平成22年度に引き続き、移行課程の学習内容からの出題となりました。
交配実験の結果に基づいて、親の形質が子に伝わるときの規則性についての理解と、対になっている遺伝子(Aとa)を使い、子の代・孫の代の遺伝子を組み合わせを表現する力を見る問題でした。
正答率は生物分野で最も低い52.0%でした。ただ、配点が生物分野で最も高い12点分となっています。
平成23年度は、移行課程の学習内容からも出題されています。来年も出題されることが予想されますので、移行課程の学習内容についてもしっかりと教科書などを使い、確認しておきましょう。

 

生物分野に関しては、教科書を使って用語の確認をするなど、基礎事項の徹底が重要です。
理科の中で正答率が高い分野だけに、確実に得点していきたいところです。

 

次回は、地学分野の傾向と対策についてお伝えします。お楽しみに!

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