2011年9月27日
千葉県高校入試 社会③政治の傾向と対策
こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、政治分野の傾向と対策についてお伝えします。
前年度、千葉県公立高校前期入試においては、政治分野は15点分出題されました。
正答率は42.6%となっております。
内容として、大きく国内・国際に分かれ、
国内に関しては、
①基本的人権の分類
②議員1人あたりの有権者数の格差、一票の価値
③新しい人権について述べた文
が出題されました。
①・③は基本的人権についての基礎的な問題ですが、
②の「一票の価値」についての問題は、触れたことがない受験生も少なくなかったように思われます。
国外に関しては、
①WHO、PKO
②安全保障理事会の議決のしくみ(短文記述)
①に関しては、国際機関や活動の略称についての問題。
②に関しては、安全保障理事会の議決について記述する問題です。
さらに、後期試験の内容としては、
①為替相場の変動と日本企業の海外進出
②発展途上国の中での経済格差の問題
③ベンチャービジネス、ベンチャー企業
が出題されました。
①は進出地域は判断が容易ですが、為替相場は正確な知識が必要です。
②は南南問題、③のベンチャーに関しては、比較的新しい事項に関する出題です。
歴史や地理に比べると、配点も低く、正答率も低いですが、日々の学習を怠らないようにしましょう!
大切なのは「物事を関連付けて覚える」ということです。