2011年10月29日
千葉県中学入試 理科の対策法
こんにちは。家庭教師のトライ千葉校です。
今回は、中学受験の「理科」について説明いたします。
≪入試問題傾向:理科≫
最近では、どの分野でも単なる知識の暗記で答えられる問題が減り、
データからの読み取りや、実験・観察からの考察によって答えを求めるという形が増えてきました。
また、理科的な事柄に対する興味・関心の度合いを測る「身の回りの理科」「時事的な理科」が
たくさん出題されるようになってきています。さらに付け加えるならば、
記述問題が頻出していることもポイントです。こうした傾向は、男子校・女子校ともにみられ今後も続く思われます。
≪学習のポイント≫
覚えなくてはならないことは確かにありますが、原理・原則やしくみを理解してしまえば、覚える量はずっと少なくなります。
どうしても覚えなければならない暗記物は、関係のあるものと「セット」で覚えるのがコツです。
例えば、「冬の星座」は代表的な5つをセットにして覚えておけば、ほとんどの場合に対応できます。
理科の計算問題に使われる算数は、おもに正比例と反比例です。
2学期になると、この分野の算数の力は以前よりもついてくるので、1学期にはできなかった問題も解けるようになるはずです。
最近は記述問題が増えています。
記述問題を演習したあとの採点は、自分でしないで先生に見てもらいましょう。
自分で採点すると、採点基準を甘くしてしまいがちです。
先生(などの第三者)に採点してもらえれば、「この記述のどの部分がまずいのか」を指摘してもらうことができます。
時事問題も増えてきています。
ここ数年では、スペースシャトルと日本人宇宙飛行士、さまざまな宇宙探査計画、
地球の温暖化や酸性雨などの環境問題からも出題されています。
覚える分量はそこまで多くありません。4~5日あれば十分に覚えられるはずです。
また、理科はさまざまな分野をもっている教科のため、どうも苦手だ・・・という分野があっても不思議ではありません。
まず自分の弱点(嫌い、苦手な分野)をはっきりさせ、苦手を撃破する計画を立てていきましょう。
皆さんも上記を参考にして学習に取り組んでください!